NHK大河ドラマ「べらぼう」の大いなる勘違いに物申す! 話の腰を折る「大物役者による幕閣のシーン」は必要か?
その頃、政府では――
という風に、NHK大河ドラマでは、今年の「べらぼう」に限らず、大物俳優が扮した政権上層部の場面が必ず入ることになっている。
〝悪しき伝統〟というべきで、主人公の話で盛り上がっているところへ、そういう場面が割って入ると、観ている方は、せっかく盛り上がった話の腰を折られて、興ざめしてしまう。
「話題づくりを意識して起用した大物俳優への配慮から出番をなるべく多くしなければならない裏事情が、NHKにはあるのではないか」
と勘繰られるのがオチである。
わざわざ幕府の中枢部の連中が登場するそんな場面を設けなくても、主人公らに、仲間内で、
「お客として遊郭に上がったその筋の人の話によると、お上はこんなことを考えているそうだ」
といった噂話をさせたり、瓦版を見せたりすれば済む話ではないか。
それなのに、大河ドラマ班をはじめ、NHKの関係者は、そういうことに何の疑念を抱くこともなく、毎年毎年、バカの一つ覚えのように同じパターンを繰り返しているから、回を追うにつれて見なくなる人の数がだんだん増え、視聴率の年々最低記録を更新しているのではないのか。
発想の大転換、思い切った意識改革が求められるゆえんだ。
(城島明彦)
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