暑いなあ。いっても仕方がないけど、つい口に出る。
こんな地球に誰がした。犯人は誰だ?
君、ぼく、あんた、オイラに、おめえ。
そこの旦那に、道行くおばちゃん。
みんな、胸に手ぇ当てたら、地球に悪いことしてるはず。
ちっちゃなことでも、たまりたまったら、どうなるの。
ちいさな野グソ、積もり積もれば、富士山となる。
オ~、フジヤマ大爆発、芸者ニッポン、すっぽんぽん。
あ~、ハポンにヤーパン、アンパンにキャラメルってか。
—―そんなことを考えるワシって、どこか変?
暑さで、道路も車も、木も花も、クルクルパ―になっている。
人間だけが、まともでいられるわけがニャーだワン。
「お~い、お茶」どころじゃござんせん。
街を歩けば、ジジババに当たる。
「お~い、老(おい)、多~い」でクルリンパ~。
あ~、どっか変、どっか狂ってる、それが日本。
元総理が白昼堂々、改造銃でイチコロや!
そんな国が、世界のどこにアルゼンチン?
警察は、人が死なないと動きません。
安倍センセイを暗殺したクルリンパ―の野郎は、
自宅で、でっかい物音を立てて、凶器を製造してた。
「音がうるさい」と同じアパートの住人が通報した。
そのとき、警察が機敏に対応していたら、安倍センセイは死なずに済んだ。
ところが、警察は知らん顔。
このことをもっと問題にせんかい。
百回でもせんかいでも、声を大にしていうたる!
平和な国じゃのう、日本は。
メディアが報じるのは、暗殺現場の警備が不備だったということばかり。
おかしいのとちゃうか。
「うるさい音がする」という通報があったときに、警察がササッと動いていたら暗殺は防げた。
警察が近所に聞き込みをすれば、「あぶない奴がいる」ことは、すぐわかったはず。
暗殺は未然に防げた。
銃刀不法所持とか、凶器準備罪の疑いで、事情聴取もできた。
個人情報保護法? そんなものでクルクルパ―マンを守ろうとするから、おかしくなる。
「転ばぬ先のツエツエバイ」って知っとるけ?
狂った日本、治すには、それが大事じゃあ~りませんか。
(城島明彦)