コロナまん延の陰にテレビ各局の大罪! グルメ番組・旅番組で「人流」「越境」をあおるのは問題だ!
視聴者が不要不急の外出をして、紹介された店へ食べに行きたくなるように仕向けて、どうする!
テレビ各局は、どこも低予算ですむ番組でお茶を濁しているが、グルメ番組や旅番組もその類(たぐい)。
その手の番組は、朝といわず、昼といわず、夜といわず、
「どこそこの店の、こういう料理が安くてうまい」
「どこのデパ地下では、物産展をやっていて、おいしい弁当がいっぱい」
などと、あおりまくるので、腰の軽い視聴者はホイホイ出かけていく。
すると、番組を見た連中がすでに詰めかけていて、気づいたときにはコロナに感染!
こういうケースが、実際にいっぱい起きているのだ。
テレビ局は「不要不急の外出は控えましょう」などと呼び掛けながら、一方では「不要不急の外出を促す番組」を1日にいくつも流してているのだから、矛盾も甚だしい。
テレビ局は、グルメ番組、旅番組に限らず、「不要不急の外出を促してはいないか」を細かく厳しくチェックして、問題がありそうなものは自粛せよ!
(城島明彦)
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