どこまでも悪賢い白鵬、顔面中央への〝新種の張り手〟を開発! 今場所は 2力士(御嶽海・高安)に見舞った!
大関から序二段まで落ちて地獄を見た照ノ富士は、白鵬と違って「人間」ができており、〝太く短く燃え尽きる覚悟〟だから、強い!
日本相撲協会の13日目の取組結果は、
「白鵬〇 とったり ●高安」
となっているが、白鵬は立ち合いで、いつものように側頭部とか後頭部を張らず、顔の正面中央を平手で張った。「こんなこと、ありか」と思ったが、白鵬はこれが初めてではない。11日目の対戦相手、御嶽海が最初だった。
13日目に今場所2人目の〝顔面正面張り手〟の犠牲者となった高安は、文字どおり面食らい、パワーが半減。白鵬は、すかさず片腕を取って、引き倒すという「とったり」をかますと、高安はぶざまにも土俵に転がった。これで、病み上がりの白鵬は13連勝となった。
それにしても、相手の力を削ぐ奇手を次から次へとよく考えつくものだ。ここまで悪賢い横綱は過去に例を見ない。
動きが素早いので、白鵬が何をしたかよくわからない人が多いと思うが、スローモーションで再生してごらん。
一方、同じく白星街道驀進中の大関照ノ富士は、正代を寄り倒しに破って13連勝。場所後の横綱昇進は、ほぼ違いないところまできた。
ケガで序二段まで落ちて地獄を見たから、人間的に大きくなり、インタビューに対する答えも、白鵬と違って謙虚なところがいい。だが、膝に爆弾を抱えているので、横綱に昇進しても、太く短く玉砕する覚悟ができているようだから、怖いものがなく、巨体過ぎるという点を除けば、好感が持てる。
それにしても、日本人力士は弱い、弱すぎる。モンゴル勢に完全に天下を取られている。大相撲の「国技」という肩書を返上する時代が来ているのか!?
(城島明彦)
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