開会式が強行され、ついに〝パンドラのコロナ箱〟のフタがこじ開けられた!
インド株など比ではない最恐新種〝東京五輪株〟(日本型)の出現は、時間の問題か
▼ついに東京五輪が開幕! 各種のコロナ型がミックスされた恐怖の先進コロナ種「日本型」が誕生、まん延する可能性が高まった。
▼東京五輪開催は「人流抑制」「外での飲酒機会抑制」を否定するは効果がを生み、コロナ感染者の2000人突破、3000人突破はもはや時間の問題となっている。「東京五輪は誰のため? 何のため? なぜ今でなければならないか?」――五輪開催期間中、日本人は、この素朴な疑問を繰り返すことになるだろう。
▼安心・安全……政府や組織委員会は、理解に苦しむ根拠のないこのような呪文を繰り返してきたが、どこが安全で、誰が安心なのか。「不安と危険を伴う五輪」というのが正しいのではないのか。
▼コロナが完全に第5波に突入している23日、夜8時から4時間近い東京五輪の開会式が行われた。橋本聖子やバッハは、挨拶のなかで「コロナがどうの」と言い訳がましいことをいい、中継したNHKも同様の解説をしたが、その間にも全国各地でコロナ感染者は増え続けているのだ。
▼特に東京は、五輪が近づくにつれて感染者数が増え続け、目も当てられない状況に向かう方向性が見えてきた。開会式の23日までの1週間を見ると、東京の感染者数が千人を下回ったのはたった1日しかなく、21日にはあと21人で2000人になるところだった。
17日1410人⇒18日1008人⇒19日727日⇒20日1387人⇒21日1832人⇒22日1979人⇒23日(開会式当日)1359人
これらの数値は10~14日前に罹患したものとされており、開会式当日前後に感染した人の数は8月頭に出るが、激増しているようだと「五輪開催がコロナをまん延させた」と断言できる。「五輪による不安と危険のダブルスパイラル」が証明されるというわけだ。
▼いや、それ以前に2000人を超えが起きるのではないか。最短なら開会式翌日の24日発表時に、遅くても翌週には2000人台突入となるのでは……。
(城島明彦)
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