高齢者97万人の横浜じゃ、6月7日現在もパニック状態! これがワクチン接種の現実だっ!
受付開始から10分もたたぬのに、近隣会場はすべて満杯で予約不可。案内電話もつながらない!
テレビなどの報道では、「あわてないでください。ワクチンは十分あります」などという教法が流されているが、日本全国すべてがそうなっているわけじゃない。誤解を与えるようなことをいって人心を迷わせるでない。
ジジババの数が97万人で全国一の神奈川県の横浜市じゃあ、先日、大規模接種会場でのワクチン接種が行われたとテレビ各局は軒並み、伝えていた。
それだけを目にした人は、「ほう、横浜もすんなりいっているみたいだ」と思ったに違いない。
ところが現実は、そうじゃござんせんでな。
オイラの住む区も、横浜市の例にもれず、ジジババがあふれており、近隣の公会堂・スポーツセンターはすぐに満杯で、予約不可。
でもって、大規模接種会場の予約前に「片道1時間超と遠いが、そこまで行くしかないか」と思い、電話で尋ねると、その電話はすぐにつながり、案内の女性が懇切ていねいにいろいろ教えてくれたものの、こんなことをいった。
「接種は2回なので、往復で4時間かかりますし、この会場は、できれば中区あたりの人にきてもらいたいので、6月7日から始まるそちらの区で始まる二度目の集団接種にしてほしい」
そういうことならと、港の方の大接種会場には申し込まず、今日から始まった集団接種に、受付開始とほぼ同時にパソコンを使ってアクセスしたが、通じるのに10分くらいかかり、しかも、その時点で、3つある会場の6月の予約はすでにすべて埋まっており、申し込み不可。
電話で聞こうとしても、別の相談窓口に電話しても通じない。
そういう状態が1時間も続いているので、この記事を書いたという次第だ。
今また、予約および相談案内窓口に繰り返し電話したが、「混んでいるので、かけ直せ」という案内の繰り返しだ。
ええ加減にせんかい!
テレビも新聞も、こういうひどい状況をちゃんと報じてちょうだいな!
読売新聞の調査では「菅内閣の支持率が最低」と出たが、いっていることとやっていることのギャップがこんな有様じゃ、さもありなん。
【PS】 「大規模接種会場は遠すぎる、集団接種会場は満杯で予約がとれぬ、さあ、どうする」と思ったオイラの頭に閃いたのは、「個別接種」だった。ダメもとで、あるクリニックに電話すると、院長らしい人から「21日の午後4時半でいいか」といわれたので、二つ返事で「お願いします」と答えると、「ワクチンが17日にしか入らないので」といわれた。その前に、メール専用のもう一軒の病院に申し込もうとしたが、ログインIDやらパスワードやらが必要で、それらを記入してみると、(なんのこっちゃ)6月も7月もすでに満杯ときたから、電話で即予約できた医院には感謝、感謝。オイラは7月が誕生日で、免許の更新手続きでは実習もあるので、ひと安心だ。
(城島明彦)
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