こんばんは、ワクチン接種会場での〝ジジババ狂奏曲〟です
しっかりせんかい、高齢者!
「おばんです」は宮田輝、といっても今どきの若い連中は「だれ?」というでしょうな。
昭和の時代のNHKの名物アナで、その人気で国会議員になった。今は、天国にいる。
「こんばんは、森進一です」あたりなら、若い連中も「知ってる。モノマネでみた」とか何とか答えるでしょうな。
「こんばんは、徳川家康です」と意表を突いたのは、ビンの白髪を伸ばすことにミョ~にこだわりまくって、どの役でもビンが同じという俳優、北大路欣也だね。ソフトバンクのお父さん犬の声で、若い人にもおなじみだ。
それにしても、世の中、暗い。コロナ、コロナで暗すぎる。クラスターというくらいだ。
ワクチン接種が始まり、まずは75歳以上のジジババからスタートしたが、大規模接種センターとか集団接種センターの会場に出かけた高齢者のなかには、かなり危ない連中もいる。
注射を打っている医者から聞いた話だが、若くてピチピチした女性看護師へのセクハラ目的で接種に来たらしい爺さんがいたそうだ。
ブルーのジャージを着た、その爺さん、帽子を股間のあたりにあててブースに来ると、座って事務を執っていた若い看護師の前へいくと、いきなり、歌を歌いだしたそうだ。
♪ ひょっこり ひょうたんじま ひょっこり ひょうたんじま
と、歌詞どおりに普通に歌った後、歌詞を変えたという。
♪ もっこり ひょうたんがた もっこり ひょうたんがた
爺さんが歌に合わせて。腰を振りながら帽子をはずすと、ちょうど股間の前の部分が、何を入れているのかは不明だったが、もっこりと「ひょうたん型」に大きく盛り上がっていたのだという。
男の医師は苦笑したが、女の看護師は顔を赤らめた。
それを見て、もっこり爺は調子に乗り、これ見よがしに女の看護師の眼前に腰を突き出して踊るので、見かねた医師が別の男の看護師に指示して別室へ連れて行かせたとのこと。
婆さんのなかにも、ミョ~な者がいたらしい。
注射の順番になり、医師が手にした注射器をみて、
「私は、そんな細いのは嫌だ。いっぱい効くように、もっとぶっとい注射をしてちょうだい」
ア然とする医師を尻目に、その婆さんは、
「ぶっといのがいい、ぶっといのにして!」
と、恥も臆面もなく、大声でわめき続けたそうである。
そばにいた女性看護師は笑うに笑えず、必死で笑いをかみ殺し、真っ赤な顔になっていたという。
(城島明彦)
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