小池都知事の「鬼の霍乱(かくらん)」は、〝タヌキ〟寝入りか?
ペットロスが心身を蝕んだ? 都議選対策を練るための仮病?
――というわけで、本日は、〝みどりのタヌキ〟小池百合子(こいけゆりこ)おばさんがテーマだよ。
こ……コロナコロナで 明け暮れて
い……いつのまにやら 疲労こんぱい
け……経済回らず 目が回る
ゆ……ゆっくり休養 させてよね
り……理詰めで五輪を 攻めちゃイヤ
こ……こうなりゃタヌキ 寝入りです
小池百合子都知事は、6月25日の都議選告示を前にダウンしたとして休養宣言したが、〝みどりのタヌキ〟だけに、人をだますのはお手のもの。額面どおり、受け取っていいものかどうか。
「鬼の霍乱」は、「いつも元気いっぱいの人が、思いがけず病気になること」のたとえだ。
弱ったタヌキは目でわかる。休養に入る前の彼女は、たしかに元気がなかった。
〝超元気印〟だった彼女だが、6月に入ってからは、テレビで報道される姿・表情・言論にどこか精彩を欠いた。そう感じていた人は決して少なくはなかったろう。
しかし彼女は、小池カラーになぞらえて〝みどりのタヌキ〟と揶揄されてきた〝名うての古だぬき〟。テレビキャスター時代に身につけた「稀代のパフォーマー」である。自分がどう映るかを身につけている。
東京五輪開催への都民の不安の声が耳に入らぬわけはなく、そこへもってきて、唯一、心を許し、溺愛してきた愛犬(ヨークシャーテリア)に死なれ、「ペットロス」に見舞われて茫然自失、おまけにコロナが全国的には鎮静化傾向にあるなかで、東京都だけが突出して陽性者を増やし続け、すでにリバウンド状態に突入、いつ大爆発を起こすかわからないという危険水域に達しつつある。
かと思えば、都議選が秒読み段階に入っているのに、彼女が立ち上げた「都民ファーストの会」に前回のような都民の支持が集まっていない。前回、徒党を組んだ公明党にも逃げられ、プラス材料は何もない。
危機感を覚えた同党候補者たちからは、顧問ではなく、会長就任を要請され、目の回る忙しさとなっていたが、それもこれも「自分が蒔いた種」と麻生財務相に冷笑される始末。
オイラが彼女に同情できるのは、愛犬「そうちゃん」の死による「ペットロス」のみだ。
十数年間も一緒に暮らしてきた愛犬の死は、犬を飼った人でないとわからない。オイラも以前、ヨークシャーテリアを2匹飼ったことがあるが、犬や猫は言葉で別れを伝えられない分、悲しみが大きく、ペットロスは1年、2年で消えるものではなかった。
しかし彼女は、そういう状況を早急に克服しなければならない立場の人間。頑張るしかないのだ。
(城島明彦)
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