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2021/06/24

「ワクチン不足」で「職域接種一時中止」だと? 五輪を前に「接種率競争で遅速」焦った政府、「大判振る舞い」で墓穴!

「安心安全」とバカの一つ覚えのように繰り返すばかりで、具体的に何かを示せない菅政権は〝真のバカ〟の集まりか!

 

 台湾にワクチン贈答というニュースが流れたとき、「日本は、ずいぶん余裕をもってワクチンを確保したんだ」と多くの国民は思ったものだった。ところが、現実はてぇと、「ワクチン不足で職域接種は一時休止」だとさ。

 国民感情を無視しまくって〝強行五輪〟に突っ走り、内閣支持率は下がる一方の菅政権は、秋の選挙が近いこともあって、かなり焦っている。

 世界の先進国と比べてワクチン接種率の低さは、目に余る。怒る国民感情をなだめようと、「それ、大規模接種だ、集団接種だ、個別接種だ」ときた次にゃあ、「職域接種だ」と、掛け声だけは一人前だった。

 「自衛隊による大規模接種センター」という発想自体は悪くなかったが、いかんせん、会場となる場所が不便なジジババが多く、二の足を踏む者が後を絶たなかったから、予定した人数分のワクチンは余り放題。これが現実。

 「何とかしなくちゃ」と慌てた政府は、「他府県在住者もOK」とお茶を濁したが、それでもワクチンが余ったものだから、なりふり構わず、「64歳以下もOK」だの、「接種券なしでもOK」だのと場当たり的に制限枠を取っ払った。これを「無計画・無節操」「後手後手の泥縄作戦」といわずして、なんという。

 どれもこれも、五輪に間に合うように少しでも接種率を高めようという魂胆が透けて見える

 

「ワクチンはたくさんあります。慌てないでください」

 と大口を叩いて、台湾にワクチンを贈与して見せたのは、どこのドイツだ? 

 ん? ドイツの接種率は日本のちょうどバイ(624日現在)でんがな。バイデンが出たついでにいうと、日本の接種率はアメリカのほぼ10分の1や。これでも、なりふり構わず接種を増やした結果や。それが日本の真実の姿でおます。

 このドアホ! 大盤振る舞いをし続けたら、早晩、在庫が底をつくくらいのことは、子どもでもわかるってぇの! 

 政府の〝大口発言〟をよいことに、大企業のなかには、ワクチンを多めに請求しているとワクチン詐欺まがいの行為が蔓延しているという話やおまへんか。社員の家族までワクチン接種をしたり、出入りの下請け業者にまで声をかけまくつなどしたものだから、用意したワクチンがたちまち底をつく羽目になり、河野大臣は「供給中止」を宣言する始末

 ええ加減にせんかい!

 政府は、ワクチンの供給先と供給本数を定期的にHPに公表せよ。職域接種では、企業名・従業員数も併記するんやでぇ!

(城島明彦)

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