〝失踪〟常習者の門倉(元投手)が、またやらかした〝失笑〟劇がコロナ疲れを癒す?
「緊急事態宣言」の長~いトンネルを抜けると、そこはまた緊急事態宣言のトンネルだった
暗いご時世を乗り切るには、息抜きの〝失笑〟も大事になってまいります。
失笑といえば、元中日ドラゴンズの投手だった門倉健。
昨今は古巣の中日で投手コーチをしていましたが、明けても暮れても「コロナ」「コロナ」じゃ、身が持たんというわけか、それとも、ブリの照り焼きを食べたせいか、悪~い癖がブリ返しましたな。
なんと、姿をくらましたのでございます。
その話を聞いて、オイラは、遠い昔、日本が貧しかった頃の歌の一節を思い出したでやんす。
♪ 今日もコロッケ 明日もコロッケ
これじゃ 年がら年中 コロッケ
遠い昔といっても、昭和ではなく、大正時代でやんす。1917(大正6)年頃に流行った「コロッケの唄」ですな。
ん? そういえば、「コロナ」と「コロッケ」は、言葉の響きが似ていると気づいて、苦笑するオイラでありました。
コロナ、コロッケ、コロナ、コロッケ、コケコッコ
ここで、話は、笑えるニュース「門倉健の失踪事件」に戻るんでやんす。
コロナ、コロナの暗~い雰囲気を忘れるために、「門倉」をお題に久しぶりに「〇〇とかけて」という例の「など解き」(かぞかけ)でもやりますか。
では、早速、まいりやすかな。
中日ドラゴンズの往年の名投手「門倉健」とかけて、
懐かしのイギリス民謡「久しき昔」(「思い出」)と解きます。
そのこころは?
♪ long, long ago,long ago (ロング、ロングアゴ―、ロング顎~)
門倉といえば、アントニオ猪木と並んで「なが~い顎」で有名でしたが、今の若い人たちは彼が活躍した時代のことは知らないでしょうな。
そのことを知らないと、この「なぞかけ」は面白いと感じませんな。
てなことで、笑う門(倉)には福来るのは、いつの日か?
ところで、この歌、いまの日本では、
♪ 垣に赤い花咲く いつかのあの家
の歌詞で始まる唱歌「思い出」として知られていますな。
話のついでに、昔(2011年1月3日「年の始めのためしとて」)に本ブログに書いた一説を引用しておきませう。
「long, long ago,long ago」の英詞で知られるトマス・ベイリーという人が作曲した有名なイギリスの歌「久しき昔」(近藤朔風訳詞)。誰でも一度は耳にしたことがある曲ですな。
♪ 語れ 愛(め)でし 真心
久しき昔の
歌え ゆかし 調べを
過ぎし昔の
汝(なれ)かえりぬ ああうれし
ながき別れ ああ夢か
愛づる思い かわらず
久しき今も
(原詞)Tell me the tales that to me were so dear, Long, long ago, long, long ago.
Sing me the songs I delighted to hear, Long, long ago, long ago. ……
しかし、どんなにいい曲でも、「愛でし」や「愛づる」なんて言葉は、子供には意味がわかりませんな。「虫愛づる姫君」というお話が載っている『堤中納言物語』なんてぇ本は、平安時代に書かれたといわれていますからなあ。
そこで昭和30年代(1950年代半ば)には「思い出」という題名に変え、歌詞も新しくこしらえて小学校で歌われましたぞ。
♪ かきに 赤い 花咲く
いつかの あの家
夢に 帰る その庭
はるかな昔
鳥のうた 木々めぐり
そよ風に 花ゆらぐ
なつかしい思い出よ
はるかな昔
そういえば、「かき」を「垣根」の「垣」とは思わず、「柿」のことだと思っていた都会の子どももいましたなあ。柿の花は白ですな。
(城島明彦)
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