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2021/04/27

「コロナ慣れによる無警戒感の拡大」は、〝志村けん&岡江久美子の急死による恐怖効果〟が薄れたことが大きい

政府発言、メディア報道のマンネリ化で、切迫感がなくなり、コロナの怖さが感じられなくなった

 

 政府やメディアは、コロナで死んだ人が、どういう症状を呈し、どう苦しがって死んでいったのかを、年齢別に克明に報道すれば、その怖さが伝わるのではないか。

 匿名で構わないから、そのリアルな恐ろしさが手に取るようにわかる伝え方を、メディアはなぜしない。

 小便の色は変わるのか変わらないのか。変わるのであれば、どのようになるのか。

 呼吸が苦しくなる時は、どういう風になるのか。

 昏睡状態のように眠ることはあるのかないのか。

 食欲はどう変化するのか。

 一人ひとり、個人差があるのか。同じような症状になるのか。

 苦しみ方はどうなのか。

 

 人流がどうのこうのなどという前に、どういう苦しみ方をして、どういう最期を迎えたのか、その生々しい映像を流し続けたら、コロナの恐ろしさをだれもが理解し、行動を自制・自粛するようになるのではないか。

「酸素吸入」が必要ということは報道されているが、そうなった患者の顔色、心拍数、血液、尿、便などの変化、病状の推移などを、いくつもの実例でこまかく説明したらどうか。

 

 志村けんや岡江久美子が亡くなったときは、家族でさえ以外に触れられないと報道され、そのことが人々に恐怖感を与えたから、無用の外出を控えたり、「3密」を警戒する動きにつながった。

 2人をはじめ、コロナの犠牲になった人たちの死を無駄にするな!

 

 日々、何人もの人が死んでいるのだから、家族は無念な思いをしている。

 患者が、どういう苦しい目に遭って、無念な死を迎えたのか。

 そのことを細かく報道し続けるべきではないのか。

(城島明彦)

 

2021/04/25

小室某は「日本史」を選択せず、「皇室とは何か」を学んでいないのではないか

皇室を軽視する人間を生んだのは、そういう教育制度を作った文科省に責任がある

 

 日本人であり、日本で暮らすなら、鉄道がどうなっているなど地理を知っている必要がある。

 それと同様に、日本とはどういう国なのか、日本がどういう歩みをしてきたのかなど、日本の歴史についても知っていないといけない。

 

 日本史を学べば、天皇がどういう役割を担ってきたか、皇室がどれほど近寄りがたい存在であるかということもよくわかるはず。 

 だが、小室某の言動を見ていると、日本人が当然知っていなければならない「皇室とは何か」といった基本的なことが、まるでわかっていない。 

 日本史を勉強していないのではないのか。

 

 日本人なら、日本の地理、日本の歴史を当然、学ばなければならないのに、学ばないでも済むような教育システムは、どこかおかしいのではないのか。

 

 「偏向した教育科目の選択制度が、小室某のような、天皇家を軽んじ、常識外れの行動に走る若者を生んだ」

 と私は思うが、ほかの人たちはどう考えるか。

(城島明彦)

「五輪、無観客開催」を考えよう。「運動会を無観客でやって、楽しいか?」

五輪開催の最大目的は何? 「東日本大震災から福島が回復した様子を世界に発信したい」「コロナに打ち勝った証として開催したい」からだって?

 

 強行開催しても、日本がみじめになるだけじゃないか。

 そこまでやって得られる日本のメリットって何なのか?

 国民が納得できるような理由を、きちんと説明せよ!

 

 規模はまったく違うが、学校の運動会を考えると、無観客開催の無意味さがよく理解できるだろう。

 ワイワイガヤガヤ、園児や生徒らの家族が弁当を持って見物し、コーラやビールを飲んだり、我が子の活躍をビデオに撮ったり、昼食を一緒に食べるから楽しいのだ。

 規模は違うが、東京五輪だって、テレビ中継で観戦するにしろ、大勢の観客が見て日章旗を振る光景が楽しいのではないのか。

 

 まるで葬儀会場のように静まり返った会場で、コロナ汚染を気づかいながら競技観戦してどこが面白いのか? どこが楽しいのか?

 

 1969年の「東京五輪」は、「1945年の終戦から14年後、日本が廃墟から立ち直ち、高度経済成長を遂げた奇跡の東京の姿、日本の雄姿を世界に誇示したい」だった。五輪開催に向けて新幹線を走らせ、東名高速道路をつくり、日本は大きく羽ばたいた。

 その当時と今では、まったく状況が違う。

 

 戦災からの復旧を目指していた当時の国家事業と比べたら、福島はまだ復興途上もいいところ。

 五輪に使う金があるなら、福島の海洋汚染の不安をなくすことに金を使え!

 日本を外国の変異種コロナ汚染列島にする危惧が払拭できない中で、五輪を強行するメリットはどこにあるのか。

 IOCとアメリカの放送局の商業主義に加担した連中の懐を豊かにするだけじゃないのか。

 

 JOCも五輪相も都知事も、メンツなんか捨てろ!

 むしろ、中止を決定する勇気こそ、万雷の国民の拍手喝采の対象となる。

 ホンネとタテマエを使い分けるのは、やめろといいたい。

 小学校のときに国語の教科書で「クーベルタン男爵が五輪を開く話」を読んで感激した思い出を汚さないでくれ!

 日本をコロナ変異種の人体実験場にするな!

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 福島復興、福島復興という掛け声だけは立派だが、現実はどうだ。

 表面的には復旧を遂げたかのように見えるが、いまだに人が足を踏み入れられない場所だって福島には残っているし、福島を離れたまま、いまだに戻っていない人も多いのだ。

 

 東京五輪が近づいたからかどうか知らないが、福島第一原発の排水(放出放射性物質を含む100万トンもの処理水)を海へ放出することも決まった。

 海へ放水したら、福島産の魚・野菜への風評が復活する可能性があると思っている国民は決して少なくない。それが人間心理というものだ。

 本当に大丈夫なのか。汚染疑惑が完全に払しょくできたわけではない。

 そこで、国会議員に提案したい。

 「率先垂範せよ」と

 

 国会議員は、来る日も来る日も、福島産の魚介類を食せよ!

 

 自民党議員ら処理水放出に賛成した国会議員は全員、福島産の魚介類を毎日、福島から直行便で送ってもらい、食べ続けろ!

 当然、金は払う。

 それが誠意というものだ!

 国会の食堂でも、福島産を連日提供せよ。

 全員、「福島から自宅・議員宿舎に魚介類を毎日直送してもらって食べ続け、放射性物質が体内に蓄積しないということを定期的に数字を発表しろ! そうして初めて説得力が生まれる!

 さらにいうなら、国会議員は放水箇所近くの海藻を食べ、海水を毎日飲んだらどうだ

(城島明彦)

 

2021/04/24

「五輪をやる」と言い続ける限り、いくら「緊急事態宣言」といっても、外出も人流も止まらないぞ!

ウィルスを舐め切った発言・施策を続けてきた政府のノー天気ぶりが、国民の反発を招いているのだ

 

 人流が思ったほど減らないのは、「自分は大丈夫だ」という過信があるからだ。

 予防接種の登場も「気のゆるみ」に拍車をかけているが、政府は「人流、人流」と口を酸っぱくしていう一方で、人流を促す五輪」の中止に言及しないのはなぜか

 二階幹事長が「中止もありうる」などと、うっかり口を滑らせたら、必死になってそれを打ち消そうとする動きは何なのか。

 「五輪の中止はIOCが決める」などと、人ごとのように逃げて恥とも思わない〝おためごかし内閣〟では、日本のコロナは鎮静化しない。

 聖火リレーですら中止したり、規模を縮小しているのに、五輪大会そのものの中止に触れないのは、誰が見てもおかしいし、矛盾している。

 拍子木を打って「火の用心」と触れ回りながら、マッチの火やタバコの火を道のあちこちに投げ捨てているのと同じことを政府はやっている。

 

 プリンセス号の悲惨な状況を見たときに、「このウィルスは普通ではない」と思わないといけなかったのに、安倍首相は「コロナに打ち勝ったあかしとして東京五輪を開催する」 などと、ノー天気な発言を繰り返してきた。 

 私は医学の専門家ではないが、かつて、病原菌の歴史と過去の恐ろしいウィルスに関する文献や資料を当たったことがあり、安倍首相がどうしてそんなに安易な物言いをするのか、また小池都知事が「東京五輪の中止は絶対にありえない」などと自信ありげにいうのを見て、「今にわかる!」と思い、その見通しの甘さをブログで散々たたいた。

 彼らは、コロナが鎮静化する兆しすら見えないのに、ウィルスの怖さを舐め切って、「すぐにでもコロナ禍は収まる」と読み誤っていたのだ。

 政治家には、先を読む能力も必要だ。それが致命的にかけているから、「後手、後手」と批判されるのだ。

 

 危機管理というのは、最悪の事態を予想し、そこに至る何パターン・何段階ものケースを想定し、「この場合は、どうする」「こうなったら、爻対処する」という方針・施策を国民の前に明らかにしなければならないのに、それを怠った。政治家、官僚らは何をしてきたのか。

 そのツケは今、彼ら自身の上に火の粉となって降り注いでいるのだ。

 ウィルスが変身(変異)することは昔からわかっていたことだ。その変異型が強かったり弱かったりするケースを想定して、危機管理策を講じなければならないことはいうまでもなかろう。

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(城島明彦)

2021/04/17

小池〝ゆりっぺ姐さん〟よ、橋本〝聖火ちゃん〟よ、政治家の二枚舌にゃあ辟易だ!  「人流ストップ!」といいながら、五輪の外国人選手の大量流入はいいんかい!?

 口が滑ったとはいわせんぞよ、言行不一致もほどがあるぞ、都知事の小池〝ゆりっぺ姐さん〟! 

 いくら滑るのが得意だからって、発言がスベったらアウトですぜ、五輪相の橋本〝聖火ちゃん〟!

 

 二階幹事長の「五輪中止も選択肢」発言は、思わずポロリの〝ポロ輪ピック〟なのか、国民やメディアの反応をうかがうための〝失言したフリ〟なのか、どっちでも構わないが、考え方はマトモですがな。

「人と人の接触を減らさないと大変なことになる」

 と尾身会長もいってるじゃないか。

 

 なのに、五輪強硬派の自民党議員やら利権派連中から突き上げを食って、弁明するとは情けない。

 (どうでもいいけど、しばらくブログを書かなかったのは、原稿書きに専念してたからでございます)

 

 さて、さて――

 二階幹事長の失言まがいの発言こそ、あれが国民の大多数の声だってことは、小池姐さんも聖子ちゃんも、わかっているのに、口に出る言葉は強行開催だ。

 

「白血病から奇跡の復活を遂げた池江璃花子に五輪で日章旗を上げさせたい!」

 そう思わない日本人はいない。

 しかし、人流が原因で変異ウィルスがバンバン蔓延し、あちこちのスイミングクラブでもコロナの集団感染が出ているという状況なのに、「五輪の水泳だけは大丈夫」といえる理由は何なのか。

 

「五輪でコロナを発生させない、蔓延させない」

 と言い張るのなら、その方法を国民に分かるように示せ!

 

 そういうことをしないで、「五輪だけは感染を防ぐ」といえば、オツムの程度を疑われるぞ。

 

 大阪の人は、気ィつけなはれや!

 大阪の吉村〝笑わん冷血鉄仮面〟洋文府知事は、どういう根拠に基づいたのか知らぬが、先走って「緊急事態宣言を解除」したら、案の定、大阪はコロナ大爆発やないか!

 

 維新の連中に騙され、踊らされたら、ケツの毛まで抜かれてまうでぇ!

 

 橋下徹、松井一郎、吉村洋文。こいつらは、悪賢くて口は達者だが、都構想で二度を投票をやってムダ金を使ったし、今度のコロナ禍でも、橋下は「Go Toキャンペーンとコロナ蔓延は無関係」などとテレビで言いまくって、結果として「人流過密化によるコロナ蔓延」を推進した。

 

 どうして国民の気持ちが緩んでしまったか!

 ゆりっぺ姐さん、聖子ちゃんはわかってはります。

 そう、政治家が、国民の気持ちをだらけさせる発言をしているからだよ!

 言行不一致をくりかえしているからだよ。

 

 たとえ、「外出禁止!」なんていったところで、「五輪はやります」といったら、誰も聞く耳もたんわな。

 小池〝ゆりっぺ姐さん〟も、「東京に来ないでください」と日本国民にいうのなら、世界にもそういわんかい!

 世界各国の五輪代表選手にもそういわんかい!

 

 コロナ蔓延を抑えようと思うなら、矛盾したことをいわないようにするところから始めんしゃい! 

 

 五輪やって、もしえらいことになったら、国民が納得する責任の取り方をするんだよ!

 責任の取り方を発表してから、五輪強行論をぶて!

(城島明彦)

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