♪ 最多、最多、コロナの洟(はな)が、どのコロナみても 気になるわ
東京をはじめとして、全国各地でコロナ陽性者が大爆発だ!
東京都では493人の陽性者が出て、最多記録を更新した。悲惨じゃのう。
責任者、出てこい!
寒くなったからなどという説明をする前に、政府や都庁などは、おのれの愚かさ加減を猛省しなきゃらんだろうな。
「Go To キャンペーンだ。旅行しな。外食しな。安いぞ」
と、あおりたてたから、それまで守ってきたコロナに対する一億総国民の防衛心や緊張感がゆる~くなってしまったじゃないの。
そんなこといわれたら、欲の皮を突っ張らかして、
「旅行したら、現地の名物料理をいっぱい食べ、歓楽街へ行って一杯やっか」
というのが人情。
飲食すれば、気にはなっても、マスクが邪魔になるわな。
酒が入ったら、いつしか当然、声も大きくなるし、唾も飛ぶわな。
〝擬陽性〟なんてのがあるのなら、〝隠れ陽性〟ってのがあってもおかしくない。
その隠れ陽性が酒が入ると元気づいて「真正陽性になった」という例だって、あるのじゃないか。
人込みに混じり、近距離で話したり、飲んだり食べたりすりゃあ、誰だって感染する危険性がふえるってこった。
こんなこと感がなくても分かる。
だからこそ、医師連中は「三密、三密」なんていって、人が集まるのを回避するようにと注意を呼びかけたんじゃなかったんかい。
先日、テレビを見ていたら、橋下徹が、
「Go Toトラベルだけではコロナは増えない」
と声を大にしていっていたので、その認識の浅さ、論理の単純さに驚いたものだ。
用もないのに電車やバスに乗るバカはいない。
何か用があるから移動するのだ。
移動するのは、目的があるからだ。仕事、旅行、飲食、買い物……。
公園で一人静化に迷走する人もいるだろうが、そういうのは特殊ケース。
百貨店やスーパーへ行ったり、どっかの店に入って食事したり、本屋へ行ったり……。
そういう人口密度の高い場所へ行く人が増えれば増えるほど、罹患率は増えるてぇわけだ。
そんなことは誰だって知っている。
Go ToトラベルもGo Toイートも、外出が前提だ。
出かけたら、家のなかと同じように「安全」というわけにはいかないわな。
家内感染、家族感染は、家族のだれから外からコロナ菌をもらってきたから、そうなったんだってことは、誰でも知っている。
ならば、外へ行かないのがベストだ、それが最強のコロナ対策だということになる。
だが、そうもいかないから、「三密を避けろ」と注意を喚起してきた。
Go Toキャンペーンで、旅行業者は一時的に潤っただろうが、その反動はすでにやってきた。北海道など軒並み、宿泊予約キャンセルだ。そうなることはわかっていたのに、政府がゴリ押しした。
中途半端な経済効果を狙って、浮かれているから、こういうことになる。
Go ToトラベルだのGo Toイートだのは、当分やめて、一億総国民、ガマンしかない。
日本人はガマン強い。
耐えて耐えて耐え抜くのじゃ。
ガマンしなきゃ、コロナ陽性者はウナギのぼりになるだけだ。
「ただちにGo Toトラベルを中止せよ」
「水際作戦もトコトン強化して〝強烈な外国発コロナ〟が日本に入らないように死守すべきだ、と声を大にしていいたい。
政府も都庁も地方の県庁も、最初の失敗から何を学んできたんだ。
しっかりせんかい!
だらだら、ちんたらやっているから、コロナが爆発するんだ!
ゆるんでしまった 一億総国民の気持ちをもういっぺん、強く強く引き締めさせんかい!
国も都道府県も、もはや遅きに失した感があるが、やらないよりはやったほうがいい。
※追記【橋下徹発言についての参考意見】
このブログをアップ後、時事通信(電子版)は、日本医師会の中川敏男会長が本日(11月19日)の記者会見で、政府の観光支援事業「Go Toトラベル」をめぐって、こう語ったと報じている。
「エビデンス(証拠)ははっきりしないが、感染者急増のきっかけになったことは間違いないと思う」と指摘。「現時点で『Go To トラベル』を見直さないのであれば、国民に(移動の自粛を)直接お願いしたい」
好漢橋下徹よ、歯切れよい発言はわかりやすいが、多忙さにかまけて、充電がおろそかになっているのではないか。
(城島明彦)
« オムツ退散、オツム体操「有名作曲家づくし」いらっしゃい | トップページ | 蘇る山本リンダのヒット曲 ♪ああコロナだらけ もうどうにも止まらない »