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2020/10/14

最近、よく思うこと「生きていても楽しくない」

〝高齢鬱〟(こうれいうつ)というやつか

 

 昔は、今頃が運動会の季節だった。

 秋晴れの空の下、日差しは強く、運動会が終わると、紫外線にさらされていた顔やら首やら腕やらが真っ赤に日焼けしていた。

 しかし、吹いている風は間違いなく秋の風で、さわやかな感じがした。

 

 ところが、今はどうだ。

 10月の初旬を過ぎたというのに、気温は20数度に達し、それが「異常」と思う人はほとんどいなくなってきた。そのこと自体が異常だが、誰もそうは思わない。

 

 巷にはマスクがあふれ、そういう光景が「当たり前」のようになってきた。

 

 ここ何日か、「生きていても仕方がない」という思いが強くなっている。

 異常な気圧変化とも関係があるのだろう、あきらかに「」の症状だ。

 しかし、鬱とは関係のないイメージが頭をかすめる。

 宇津井健、宇都宮雅代

 気がつけば70代も半ばだが、今年は2冊の本を上梓し、さらに来年1月発売予定の原稿はすでに上がっている。

 高齢者ということを考えたら、この年で現役として仕事ができることに感謝しなければならないし、同年代の人たちから見たら「仕事があるだけでも、うらやましい」「何をぜいたくいっている」と思えるかもしれないが、人生も人生観も人それぞれ

 

 ぼんやり長生きするのも人生なら、若くして自ら命を絶つのも、また人生

 私のように70代も半ばに達すると、生きていようが死んでいようが、どうでもいいような気になって来る

 

アメリカで大統領選を競っている二人は70代。そういう連中が世の中を引っぱっている、まだまだ俺も」

 という気にさせられそうになるが、裏を返せば、彼ら以下の年齢の者がだらしないだけの話。彼ら以下の政治的能力しかないということだ。

 

 しかし彼らは高齢者といっても、特殊な存在。

 トランプなど、コロナにかかっても、「自分は不死身だ」と言いたげだ。

 そういえば、近年、「老害」という言葉が希薄になった。

 

 がんばるジジイやババアが増えたってことか。

 昔のジジババはおとなしくしていたが、今の時代のジジババは、本人は気づいているかどうかは知らぬが、どこかで無理をしている

 

 テレビ番組の女性司会者など、見た目も考慮されて抜擢されたのだろうが、長いこと続けてきて、だんだん婆さんになり、加えて4Kだの8Kだのと呼ばれる〝画像超鮮明時代〟になって、〝老残〟という印象しか受けなくなってきた。

 「ああ、イヤだ。ああはなりたくない

 とテレビを見ながらつぶやく視聴者も、同じくジイさんバアさんだ。

 

 とにもかくにも、生きていても、おもしろいと感じない日々をどうやりすごせばよいのか

  そんなことばかり考えているので、注意散漫になっている。

 サンタマリアと書くべきところをたった一字だが、書きまちがえて大恥をかいてしまった。

 

 サンタマリアキンタマリア 

 

 神よ、愚かな私を許したまえ。

 十字を切って、逃げるは恥だが、理性など役に立たず、その場をそそくさと後にした私だった。

(城島明彦)

 

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