「特別な夏」といった小池都知事の言語感覚はおかしい! 「異常な夏」「異様な夏」というべきだった!
よい子のみんな! 日本語は正しく使おうね!
小池都知事がコロナ禍を指して「今年は特別な夏」といったのは8月7日だったが、「おかしな表現をする。元ニュースキャスターなのに、日本語の使い方を知らないな」と思ったものだ。
それから20日が過ぎ、あと4日で8月も終わるが、コロナ騒ぎが収束する気配はない。
「特別な日」という日本語は、誕生日とか結婚記念日とか入試に合格した日など、喜ばしい出来事に使う言葉であり、コロナとか戦争とか交通事故とか法事のような出来事に使う言葉ではない。
東京五輪を例にするなら、開催されたら「特別な夏」になるが、開催されないのに「特別な夏」といったらおかしいと気づくのではないか。
世界中にコロナが蔓延した今年の夏は「いつもと違う夏」「普通ではない夏」「誰も想像できなかった夏」であり、外出を自粛しなければならなかったり、出かけるときはクソ暑いのにマスクをつけなければならない状況は、どう考えても「異常な夏」「異様な夏」でしかないのである。
(城島明彦)
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