そこのジイさんバアさん、ちんたらちんたら生きてたらボケまっせ!
ボケ防止にはオツムを使わないと! お題「コロナはどんな漢字」で脳を鍛えませう!
レッスン ワン! レッスン ニャー! レッスン スリスリ!
――てなわけで、犬も歩けばジイさんバアさんに当たる今の時代にふさわしい「ボケ防止狂室」のはじまり、はじまり~い! でございます。
「コロナ」と聞いて「コロナ」と受け取るようでは、馬耳東風とおんなじや! オツムの成長が止まったまんまでっせ。オ~、ツームレーダー!
「コロナ」と聞いたら、「どんな漢字が当てはまるのか?」などと考え、好奇心全開モードに突入せんといけまへんのや。
漢字の本家中国じゃあ、コロナは「冠状病毒」(新型冠状病毒的信息)みたいだな。
これじゃあ、日本人にはピンときませんわな。
亜米利加(アメリカ)、英吉利(イギリス)、仏蘭西(フランス)、独逸(ドイツ)みたいな、独創的な和風の命名が必要ですな。
印度(インド)、伊太利(イタリア)、露西亜(ロシア)あたりは比較的簡単でわかりやすいが、希臘(ギリシャ)、墺太利(オーストリア)、墨西哥(メキシコ)、伯剌西爾(ブラジル)あたりになると判読が難しくなってくる。
波蘭を「ポーランド」、諾威を「ノルウェー」、丁抹を「デンマーク」、秘露を「ペルー」と読ませるのは酷というかもの。当て字に無理がある。
しゃあけんど、おもろいでっしゃろ。シャロン・テートや。
学校の「地理」の勉強でも、こういうところから授業を始めると楽しいんだがなァ。
オーストリアが墺太利で、オーストラリアが濠太剌利という違いは微妙だぞ、山田美妙、尾崎紅葉、くたばってしまえの二葉亭四迷の言文一致運動はどうなっとるんや。
西班牙(スペイン)、葡萄牙(ポルトガル)……ラテンには「牙」があるぞ。こういう発想は「きばつ」やね。
――てな具合に、発見がありますやろ。
おいおい! そこのジイさんバアさん、笑ってうなづいてたらアカンがな。
自分の手足や頭を動かして、こういうのを調べ、紙に書くなりせんと、ボケるんやで。
白耳義(ベルギー)、土耳古(トルコ)……白い耳? 土の耳? なんのこっちゃ!
こういう風に遊んでいると、知らず知らずのうちに、オツムが活性化されますんや。
――以上でウォーミングアップはおわり、いよいよ本日のメーン・テーマ「コロナ」に入るちゅうわけやな。
といっても、難しく考えることなんてあらしまへんのどす。どすこい、どすこい!
思い浮かぶ当て字を考えるだけですたい。めでたい、めでたい!
――てなわけで、そこのボ~ッと生きてるジイさんバアさん、「コロナ」の日本語表記(当て字)を、ない知恵しぼって、せっせと考えるのじゃ。せっせっせ、ぱらりこせ!
殺無……殺して誰もいなくなるという恐怖の意味を込めた場合は、こんなのどうじゃ
五六七……七五三の親戚みたいじゃが、「五六三年聖徳太子摂政となる」風だな。
胡露南……何となく発祥の地である中国風じゃろ。
孤漏納……孤独の「孤」、飛沫が漏れるの「漏」、納屋の「納」。
古路菜……道ばたに落ちてる「ぬか漬け」かいな?
う~ん、なかなかこれという和名が見つからんな。
それでええんよ、AKB48!
頭を使うちゅうことが、ボ~ッと生きてるジイさんバアさんには、なにより大事なことですねん。
「あほくさ」とか「ばかばかしい」と思ったら、脳の活性化でけしまへんで!
そこのボ~ッとしてるお人! あんたや、あんたや!
だまされたと思うて、今日から、身近にあるカタカナ用語を次から次へと〝こじつけ漢字〟にするレッスンをせっせと始めてみては、どうどすえ? 気をつけッ! こじつけ! 礼! 着席!
(城島明彦)
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