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2020/03/25

うざったいぞ、舛添要一。くたばれ、復権を手助けする TBS「グッとラック」!

「カネがらみで都知事追放」を忘れたか、舛添! 佐々木卓 新社長の顔に泥を塗るTBSプロデューサーの金銭感覚!


 罪名は
「五輪&コロナ騒動」のどさくさ利用の公私混同
だ。

 元厚労大臣&元都知事というだけで、TBS「グッとラック」が繰り返しゲスト出演させているのは、舛添と親しい同局の連中である。

 

 〝鉄面皮〟舛添には、恥の感覚が欠乏していると見える。

 「厚労省時代に俺はこうした」

 「東京都知事のときに五輪を呼ぶ運動をした」

 などと得意げに吹いて、誰が耳を貸すと思うか。

 貴様は、都知事時代に何をやらかした? 

 厚労大臣? いつの時代の話だ?

 

 舛添は、メディを利用して知名度を高めて国会議員になり、都知事になったが、公用車で温泉地の別荘へ通ったなどという、公私混同による〝しみったれた公費横領をやらかして都知事を棒に振った口先達者男だ。

 

 舛添のせいで都政が滞ったり、やらなくてもいい年度に知事選挙に大金を使わなければならなくなったわけで、そういうことをひたすら反省するなら、都民や国民が「舛添さんよ、もういっぺん活躍してはどうか」という大合唱の声を挙げるまで、じっと蟄居しているべではないのか。

 

 公僕が地位を利用した金銭がらみで辞めるのは、人として最低。恥じ入らねばならぬ。

 猪瀬直樹にしても同様だ。

 

 もしそういう罪を犯したことを恥じて、消え入るように暮らしながら、ひそかに世のため人の為になることを黙々としていた、というなら話は別だが、この男は、メディアにしゃしゃり出たくて出たくて、うずうずしていたのだ。

 

 こんな奴をくり返し、ゲストに招いて、新型コロナが云々、東京五輪がどうのこうのというコメントをさせるTBSの朝のワイドショー「グッとラック」の魂胆は何なのか。

 単なる関係者の個人的つながりというだけじゃないか。

 メディアなら「中立を心がけねばならない」が、そんなことにはお構いなしだ。

 公職で金がらみでスポイルされた、ないしはスピンアウトを余儀なくされた人間には、特にメディアは厳しい目で接しなければならない。

 新型コロナウイルスあるいは東京五輪事件をコメントしたり、解説するのにふさわしい人間がいっぱいほかにいるのに、あえて舛添要一を選び、一度ならずくり返し、ゲストコメンテーターとして呼ぶTBSとは、どういう会社なのか。

 

 私がこのことを問題視するのは、この一件だけではすまないからだ。

 TBSが招くゲストは、ドジをして公職追放まがいになった人間であろうが、選挙違反をしでかした人間であろうが、偏向しまくっている人間であろうが、同局には私的な縁故関係を公共のテレビ番組にゴリ押しする体質があるのではないか、と視聴者は思うだろうということだ。

 

 武田信二社長は6月で退き、佐々木卓専務が後任社長になるが、TBSの「グッとラック」のプロデューサーかディレクターなのかは知らないが、そのどさくさにまぎれて舛添の復権に力を貸しているわけではあるまいな。

 視聴者を舐めるんじゃねえぞ!

(城島明彦)

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