トヨタが19年ぶりの「新型コロナ」、発売決定か
どう? フェイクしてる?
トランプ大統領の大好きなお言葉は
「フェイク」
でございます。
というわけで、まずは
「フェイク F段活用」
でありますよ。
fake false fool, fuck you!
活舌がよくなったところで、今週のフェイクニュースと参りましょうか。
トヨタが19年ぶりの「新型コロナ」、発売決定か
じいさん、おやじには懐かしの名車「トヨペット コロナ」でございます。
日産の「ブルーバード」との熾烈(しれつ)をきわめた販売合戦は、「BC戦争」といわれましたな。
おいらが「プレジデント」誌(1985年6月号)の特集「『高度成長』のドラマ」の「マイカー時代の仕掛人たち」に書いた記事(122~133ページの一部)を引用すると、
《日産の創立は昭和八年の一二月。対するトヨタは一二年の八月――数字が入れ替わっただけである。偶然とはいえ、生まれ落ちたときから奇妙な因縁の糸で結ばれているような気がしないでもない。
トヨタと日産は業界トップの座を争って、これまで幾度か激烈な戦いを繰り広げてきた。
三五年から三七年にかけての「CC戦争」――当時は、会社の重役車、営業用タクシー用として、一九〇〇㏄クラスの中型車が乗用車全体の三分の一を占めていた。そのシェアをめぐって、トヨタ「クラウン」対日産「セドリック」の間で競われた商戦である。
三八年から四〇年にかけて角逐を展開した「BC戦争」――月々の販売台数をめぐって、抜いた抜かれたのデッドヒートを繰り広げた日産ブルーバード」対トヨタ「コロナ」の苛烈な戦い。
四一年の冒頭を飾った二社の企業広告が、のちに「SC戦争」と呼ばれる、「CC戦争」「BC戦争」に続く日産・トヨタの第三次戦争の勃発を告げるものだとは、当時、誰も気がつかなかったのである。(以下、略)》
脱線してしまったが、「トヨペット コロナ」の初代が発売されたのは1957(昭和32)年。
その後、モデルチェンジを重ね、2001年まで販売されたのだから、人気があったんですな。
そのときは11代目になっておりましたな。
なんと44年間でっせ。この数字に注目や。(と、なぜか急に関西弁)
縁起が悪すぎるがな。死屍累々(ししるいるい)と読めますやんか。
ここで、麻生太郎財務大臣の「呪われた五輪発言」が重なりますのや。
「呪われたオリンピック。1940年の東京大会は日中戦争で中止、1980年のモスクワ大会は西欧諸国のボイコットで中止、そして2020年だ」
ええこというやないか、麻生はん。
さすが五輪出場の元クレー射撃選手や。的を射てる!
ここで、再び、「トヨペット コロナ」や。
初代T10型(1957~60)
2代T20型(1960~64)
と発売したが、コロナは日産ブルーバードの後塵を拝しとった。
そのコロナがブルーバードを抜いて初めてBC戦争の覇者になったのは、東京五輪のあった1964(昭和39)年に販売したコロナやったんや。
その型名に注目やで。
3代T40型
〝死〟を暗示する4が入っとるやろ。しかも40は五輪が中止になった1940年と重なる。
ほうら、ホラーやろ? ホラーやで、これは。古代ローマ詩人のホラチウスや(ん?)
東京五輪は呪われてます。
まず1940年の幻の東京五輪の代償のような形で、1969年の東京五輪は実施されたんやけど、そのときに歌われたのが「東京五輪音頭」。
今度の五輪でも使うことになった、その歌詞に注目や。
♪あの日ローマで 眺めた月が
今日は日本の 空照らす
4年たったら また会いましょうと
かたい約束 夢じゃない
ローマ大会の次が東京大会やったんや。
もうわかるやろ。
4年は「しねん」と読めるで。
「死ぬ年」だけど「死にたくない」という悲痛な叫びが聞こえるという暗示や。
Oh! パンデミック!
イタリアでは、コロナの大爆発流行や。
呪われているんや。
イタリアの次は日本、あんたんとこやで!
というわけやな。
おお、こわ。
こわいといえば、もうひとつ、暗示があるで。
「トヨペット コロナ」が44年間で打ち止めになった後、その後継車としてトヨタが出した車のネーミングにも注目や!
「プレミオ」
どことなく、イタリア語を思わせるやろ。
そうなんや。
♪オー・ソレ・ミオ
イタリア語では、
「O sole mio」
日本語にすると、
「私の太陽」
なんや。
コロナウイルスのコロナは太陽のコロナに形が似ているから命名されたから、こういう関係というか連想が働くわな。
太陽――コロナ―トヨタ―プレミオ―オー・ソレ・ミオ―イタリア―コロナウイルスの死者世界一―(五輪を開けば「東京五輪の予告で)次は日本がパンデミック大国に!
おお、こわ!
それでも、安倍首相は
「中止はない。『完全な形』で東京五輪を開催する」
と大言壮語しよったからな。
「中止という選択肢はない」
と二度三度と断言しよった小池百合子都知事も同様や。
そのへんのおっさんやおばはんと違うんやで。
風向きが変わったなんていうて、前言をひるがえしたあかんで。
一国の総理なんやから。日本の首都の知事なんやから。
約束は守らんとね!
中止ないしは延期になったら、先が読めんかった責任は重大やで。
政治生命は自分で終わりにせえよ。ええな!
(城島明彦)
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