〝金儲け最優先〟で東京五輪を延期しないIOC会長は、危機管理能力ゼロの大バッハ野郎!
ニッポンを〝コロナウィルス大国〟にするな! 「肺炎列島」にするな! 〝ジパン愚〟にするな!
「危機管理」などというと、難しそうに聞こえるが、さにあらず。
専門家と称する連中が話をややこしく理屈っぽくしているだけの話。
「普通の感覚で『おかしい』と感じたら、即座にそれをやめるようにする」
たとえば、こんな風に。
水道を出しっぱなしにしない。
ガスを使ったら、火を止める。
留守宅にするときは出がけにカギをかける。
泥棒など絶対に入らないと思ったら、カギをかけずに出かけるが、危険性ゼロというわけではない。
それが「危機管理」なのだ。
日産のカルロス・ゴーンが巨額の会社の金を私物化していたが、そんなことは同社の社員なら見ているだけで「どこかおかしい」と感じ取れたはず。
そう感じられなかったのは、「危機管理能力が麻痺ないしは欠如」していたから。
それだけの話。
「あぶないかもしれない」と思うから用心する。それが「危機管理」だ。
そういう感覚で、東京五輪を見るなら、7月に〝コロナ〟が終息しているという保証はどこにもなく、危険だというのが普通の感覚。
先日の「東京マラソン」では、一般の参加希望者だけでなく観客もを締め出したではないか。それが、新型コロナに対する普通の感覚であり普通の危機管理センスなのだ。
――となれば、IOCのやるべきこと、打つべき手は見えている。
いくつかのケースを想定し、「この場合はこうする」「こういう場合はどうする」という方針を早急に打ち出して、世間に公表すること。それしかない。
にもかかわらず、大バッハ野郎は、「オリンピックは開催する」と頑強に言い張っている。
そこまで自信があるのなら、その根拠を発表すべきだが、しない。
その裏にあるのは、金儲け主義。それに群がり、スポンサードしている企業も目くそ鼻くそのたぐい。
「観戦」転じて「感染」となるのがオチ!
日本が〝肺炎列島〟と化そうが、大バッハ野郎は、知ったこっちゃないのだ!
IOCやJOCは、一人の発症者も出さないという「絶対的自信」はあるのか?
あるなら、その根拠を示せ!
たとえ、うまい具合に治療薬が見つかって、罹患者が減ったとしても、 〝一見健常者風保菌者〟まで根絶やしにしない限り、7月になっても「新型コロナ禍」は終息したということにはならない。
そんなことは素人でもわかる。
〝コロナウィルス大国〟になってしまった中国、イタリア、イラン、韓国の人間を入国拒否する国が増えているという実情を、完全に無視している。
というより、コワいものにフタをしようとしているとしか思えないのである。まさに「あたふた」だ。
7月になったら、そういう規制が世界的規模で解除されるとでもいうのか。
そういうのなら、根拠を示せ。
オリンピックには大量の人の移動が伴う。〝一見健常者風保菌者〟をどうやって水際で発見・隔離するのか。
そういう方法やチェック体制を世界に向けて明らかにしたうえで、東京五輪は開催するといわないかぎり、希望的観測や楽観主義にもとずく適当なカンだけで判断していると取られるのが、IOC会長の大バッハもんだ。
さっさと延期を発表せんかい!
新型コロナが完全に世界的に絶滅したと「WHOが終息宣言」しないのに、東京五輪開催を強行すれば、開催国日本は列島縦断〝菌まみれ〟となり、IOCはその金権体質を激しくバッシングされることになる。
JOCはIOCの顔色ばかりうかがっていないで、開催国なのだから、一刻も早く大会の延期方針を打ち出し、IOCとの協議に入れ!
そうしないと、アヘアヘ状態の安倍政権同様、後手後手の「ゴテノミクス」に陥ってしまうぞ!
自分で保菌者と気づいていない選手が1人でもまぎれこんでいたら、えらいことになるぞ!
選手村に新型ウィルスの発症者が出たらパニックだ!
♪パニクリ パニクラだ!
(城島明彦)
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