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2020/02/08

NHK大河「麒麟がくる」とかけて  「じいさまのふぐり」と解きます

して、そのこころは? だらーんとしてます。

 

 「ふぐり」という言葉になじみのない人のために講釈だ。

 元フィギュアスケート選手は、「ぐりみえ」(村主章枝)だが、「すぐりふみえ」をシャッフルすると「ぐりみえになる。

 (すぐりちゃん、怒ったらあかんよ。これは踏み絵なんや、ってか。なんのこっちゃ) 

 

 日本広しといえど、さすがに「ふぐり」などという苗字は存在しないが、植物にはあるのだ。

 イヌノフグリ。わかりやすくいうと、「犬のキンタマ」。果実がそっくりというわけだ。

 そういえば、雌犬の陰部は桃に似ていて、かわいらしい感じがするが、イヌノフグリも愛嬌のある形だ。

 

  ♪わらべはみたり 野中のバラ

  ♪ふぐりは見たり 野中の腹 ってか  ※野ぐそ風景だよ

 

 キンタマの形がもっと巨大になると、「デカフグリ」ではなく、「オオイヌノフグリ」と呼ぶ。そういう植物もあるのだ。

 この程度のフグリでは、タヌキには勝てませぬ。

 信楽焼(しがらきやき)のタヌキの置物は、デカキンが特徴。

 たんたんタヌキの 八畳敷きというわけだ。

 

 冗談は、このくらいにして、NHK大河「麒麟がくる」についてだ。

 NHK大河の第3回を1週間遅れの再放送で観た。

 ひどい、情けない、としかいえなかった。

 ダラーンとした内容とテンポは、視聴率にシビアに反映された。

 

  第1回 191% (明智光秀という物珍しさも手伝ってのNHKへの期待)

  第回 179% (ちょっと違うな、という視聴者の反応)

  第3回 161% (だらだら演出に嫌気がさし、途中でチャンネルを変えた人もいた)

    ※ビデオリサーチ調べ関東地区視聴率 

 

 まず、初回から気になっていた奇妙な色彩だ。

 景色でも衣装でも草色や黄色が妙に際立ち、〝塗り絵〟かなんぞのように安っぽく感じられ、強い違和感を受ける。

 NHKが盛んにPRしている「4K」とか「8K」を意識して、そうしたのだろうか?

 こんな色を見せられると4Kとか8Kは大したことがないと視聴者は思い、イメージダウンになり、

 「NHK(大河ドラマ班)は、やっぱり馬鹿でございます

 といっているようなものだ。

 どういうセンスをしているのか。

 このような色彩を「きれい」と思う人も中にはいるだろうが、ごく少数だろう。

 

 いまはやりのドローンを、これ見よがしに使うという お手軽な手法も、あほくさい。

 「俺たちは新しいのだぞ」と自慢しようとしたのかもしれないが、観ている方からすれば、「軽薄な感覚」としか思えない。

 これが映画なら、誰も金払ってみようと思わないぞ!

 ダラーンにドローンってか。

 しっかりせんかい!

 NHKの新会長は、どう思ったのか、聞いてみたいものだ。

 

 妙な色彩感覚もアホだが、陰影がないべったりしたライティングもレベルが低すぎる

 

 ドラマの進行がチンタラチンタラして、退屈に感じる。

 明智光秀は、信長や秀吉とは違うんやで。

 所詮、二人の引き立て役でしかなかったんや。

 NHKはそこんとこをしっかり頭に叩き込んで演出せんかい!

 

 オイラなら、第1回を「本能寺の変」にしたぞ。

 「敵は本能寺にあり!」

 と命じて軍勢のきびすを変えさせ、本能寺にいた主君織田信長を自害に追いやる光秀。

 炎上する本能寺。

 自害する信長。

 光秀の眼の映る焼け落ちる本能寺と信長の最後。

 ニヤリとする光秀。

 信長の首を白布に包んで逃走する一人の武将。

 そこへナレーションだ。

 「光秀は、なぜ主君信長を討ったのか。これは歴史の謎である。その謎をこれから解いていきまする。お楽しみに」

 ってな具合にナレーションをかぶせて、第1回はおしまい、というようにしたら、じいさまのふぐりにはならず、興味津々、視聴者は次回を楽しみにしたはずだ。

 ナレーション役は、秀吉にやらせても面白い。

 

 NHKの大河関係者は、せめてこれぐらいの知恵を使わんかい! もっと賢くならんかい!

 (城島明彦)

 

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