タンスにゴン! 荷箱にゴーン! 私腹を肥やして海外逃亡ゴーンゴン!
15億円の保釈金没収など屁でもない ! 日産から吸い尽くしたアブク銭は一体いくらになるのか?
「プライベートジェット機では関空が抜け穴」と調べまくって日本を脱出した、とメディアが報じている。
自分自身は動かなくても、金に糸目をつけなければ、どんなことでもやってくれるプロがいる。
400勝投手の金田正一は死んだが、世の中、金だ!
金、金、金。この世は金だ。
金さえ出せば何でもできる。
そう思い続けてきたのがカルロス・ゴーンという男だ。
そこまで考える日本人は、まずいない。金を見せびらかすことに快感を覚える前澤友作のような輩もいるにはいるが、ゴーンのような悪事に手を染めるだけの度胸はない。
〝悪知恵の働くゴーン流の手口〟は、昨日今日身につけたものではなく、おそらく少年時代から体験を積んで身につけたものだろう。
ゴーンは経営が傾いた日産に甘い汁の匂いを嗅ぎつけ、その汁を貪り尽くそうと思ってきたのだ。
自分の欲望を満たすためには、非情になれたし、コストカッターにもなれた。
ほとんどの日本人経営者は、どこかで情にほだされてなかなか冷徹にはなれないがゴーンは日本人ではないから、日本人がどうなっても構わないのだ。
腹の底ではそう思っていたが、これまでは口には出さなかった。
しかし、虚飾の皮が剥ぎ取られ、本性があからさまにされ、窮地に追い込まれたとたん、その本性をむき出しにした。それだけのことだ。
日本の法の下で、日産再建を果たし、その法の下で金を稼いできたくせに、悪事がばれたとたんに、その法を否定する暴挙に出るのは一見矛盾しているようにみえるが、その本性を隠してきただけの話。
ゴーンには、日本人も日本企業も利用するだけの存在にすぎなかったのだ。
そういう男に魅入られた日産も運が悪かったが、気の毒とはいえない。
なぜなら、ゴーンが仕事ができる以外に金の亡者であることも幹部らは当然かぎ取っていたはずだからだ。
ゴーンが再建することだけに情熱を燃やしてきたのではないと気づいてからも、見て見ぬふりをした。
何の手も打たず、それどころか、ゴーンのおこぼれにあずかってきたのだから情けない。その間にゴーンは気が遠くなるほど巨額の会社の金を横領し続け、私腹を肥やしてきたのだ。
ゴーンがネコババした金額は突出しているから、役員、秘書、広報部門の人間なら、「何か変だ」と気づき、調べるのが普通だが、それすらやらなかったから、ますますなめられた。
出来なかったのではない。やろうとしなかったのだ。なぜそうだったかといえば、日産の企業体質や社員体質は腐っているからだ。
それをごまかすために、テレビCMをこれでもかこれでもかと流し続けてきた。
謝罪CMを流そうなどという殊勝な企業体質はない。だからゴーンに狙われたともいえる。
ゴーンのカリスマ化、独裁化を黙って見ていた日産役員・社員に問題がある。
今回の事件が表面化する以前から、ゴーンの挙動には、
①ずる賢い
②権力志向が強い
③金の亡者
④裏技に精通
⑤裏人脈が豊富
といった常軌を逸した芳しからぬ性癖が見えていた。
もう一度、いう。皆さんご一緒に、
タンスにゴン! 荷箱にゴーン!
荷箱に隠れてこっそり逃げるような人間に、ろくな者はいない。
(城島明彦)
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