世界をあっといわせた「浮世絵画家づくし」だ
江戸時代、鎖国で独自の日本文化が花開いた
つくつくぼ~し つくつくぼ~し つくりんしょう~っ! しょうタイムだ。
夏すぎて 冬来(き)にけらし 白雪の ころもといえば 天ぷらのことか
諸君、がんばっているかな。
本日の「日本史講座」は、江戸時代の「浮世絵画家づくし」だ。
憂き世が浮き世に変わるように、小休止だァ!
声楽家の先輩と音痴の後輩の会話という設定。
「いつ聞いても、先輩の歌麿(歌、まろ)やかでんなァ」 ※喜多川歌麿
「あ、北斎(あほくさい)。立ち聞きかよ」 ※葛飾北斎
「英泉(ええ線)いってましたがな」 ※渓斎英泉
「黙れ、写楽(しゃらく)さい。広重(疲労し、げんき〈元気〉)がないから、聞かれたくなかった」 ※東洲斎写楽、安藤広重
「正味、聞き惚れましたんや」
「豊国(特に)自慢できる曲ではない。途中で腹は春信(張るの、ぶっ)と放屁はするの、最悪だった」 ※歌川豊国、鈴木晴信
「愛想のない先輩や。清長(気を長)~く持っておくんなさい」 ※鳥居清長
(城島明彦)
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