〝性悪横綱〟白鵬、明生に右耳を平手で狙い打ち! 明生、足がもつれて勝負にならず
あざとすぎるぞ、白鵬! 明生は脳に衝撃を受け、よろけたじゃないか!
白鵬は立ち合いざま、左手で明生の右耳に張り手を見舞い、左に傾きかけた明生の右を差して、出し投げにいき、倒した。
その取り口を見て解説の北の富士は、白鵬が左手で張って左手で差しに行ったと驚いていたが、耄碌(もうろく)したのか、大事なことを見落としている。
普通、左手で張れば、その分、左脇があくので、右手で差しに行く。
だが白鵬は、張り手にいった左手で差しに行った。
明生が張られて動きを止めたから、そうする余裕が生まれたのだ。
耳を張ればどうなるか、計算づくだったのだ。
白鵬が〝極悪力士〟〝性悪横綱〟といわれるゆえんは、そこにある。
相手が動いたために、たまたま耳に手が当たったのではない。
白鵬は、明生が立った瞬間、狙い定めたように耳に平手打ちをかましている。
耳を張られると、鼓膜が破れたり、中耳炎になったりし、最悪の場合は脳に損傷を受けたりするので、アマチュア相撲では禁じ手とされている。
大相撲では「張り差し」は認められた取り口だが、張ってもいいのは顔面であって、耳とか側頭部ではない。
耳とか側頭部は一種の急所だ。側頭部に張り手を食らって失神した力士は過去に何人もいる危険極まりない技である。
私は、このことを耳にタコができるほど繰り返してきたが、白鵬の耳には馬の耳に念仏。
白鵬は、側頭部だろうが耳だろうが一向に平気だ。
顔面を張る「張り手」「張り差し」という技を悪用して、一撃で仕留めたり、相手がをふらつかせたり、相手の体力を弱らせたりすることを平然と繰り返してきた。
勝てば何をしてもいいという〝極悪横綱〟、それが白鵬なのだ。
録画した人は、明正との一番で明生の体に何が起きたかをスローモーションやストップモーションで確かめるがいい。
ここ2日ばかり、白鵬が大横綱にはふさわしくない〝下位力士への究極のパワハラ技〟ともいえる「張り差し」やプロレスまがいの「かち上げ」をしなかったので、反省し封印したかもしれないと思ったが、その期待はものの見事に裏切られた。
考えてみれば、ここまであくどい張り差しを繰り返してきた白鵬が、1日や2日で改心するはずはないのだ。
白鵬の「張り差し」と「かち上げ」だけを集めた映像をyou tubeにアップしてくれないだろうか。空前絶後の極悪横綱の〝瞬殺狙い〟の張り差しという性悪な手口がよくわかるはずだ。
(城島明彦)
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