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2019/11/16

多くは言わぬ。〝極道横綱〟白鵬、今日は宝富士の右側頭部をぶん殴って勝った!

立ち合いで「張り差し」「かち上げ」をしない代わりに、今度は取り組み中に「殴打風張り手」だ!

 

 大相撲九州場所7日目、白鵬対宝富士の勝負。

 白鵬は、取組中、宝富士の左側頭部めがけて思いっきり張り手をかますと、首根っこを押さえつけるようにして宝富士の体を前に落として勝った。

 前日は、立ち合いざま、明生の右耳つまり右側頭部を張って、脳震とう症状を誘引している。

 

 以前、「張り差し」「かち上げ」を連発する白鵬の相撲に対し、前横審(横綱審議会)委員長が「そんな手は見たくない」とまでいったが、白鵬はどこ吹く風。

 

 激しい動きなのでわかりにくいが、横からひっぱたきに行くのだから、意図してやったとしか思えない。

 突いたり押したりではない。ぶん殴っているのだ。

 

 相撲ファンに気づいてもらいたいのは、明生といい宝富士といい、昨日も今日も、白鵬の張り差しやら張り手が決まった次の瞬間、対戦力士は簡単に土俵に這(は)ったという点だ。

 

 その張り手を食らって、宝富士は何が起こったかわからないうちに負けていた、という状況だ。

 白鵬のひどさは、勝った後、土俵上で「やった」とばかりにガッツポーズを決めたことからもわかる。こんな横綱、見たことがない。

 

 これが史上最高の優勝回数の持ち主なのか!?

 引退した稀勢の里は、勝っても、土俵上では表情を一切変なかった

 そうするのが力士として当然のことだと入門時から親方に繰り返しいわれてきたからだという。

 

 相撲界は、白鵬に引っ掻き回されっぱなしだ。

 情けない限りという言葉しか見つからない。

(城島明彦)

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