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2019/08/30

向井よ、柔道世界選手権で銀メダルで号泣とは情けない。文武の「文」と「礼」が欠けている

勝っても負けても感情をあらわにするな!

 

 準決勝で勝ったときに、負けた選手の前で、観客に勝利の大ガッツポーズをしまくる姿を見て、

 「まだまだ若い。これでは優勝は無理」

  と思った。

 

 案の定、決勝では土壇場で気を緩めて負け、今度は号泣だ。

 

 「未熟よのう、向翔消一郎」

 〝柔道の父〟嘉納治五郎がその場にいたら、おそらく、そう呟いたに違いないぶざまな姿だった。

 

 7月の大会で骨折してからの辛さがよみがったにしても、そういう感情を押し殺せないでどうする。

 健闘した相手選手にも無礼だ。

 

 勝っても負けても、表情を押し殺せるのが、一流選手だ。

 そういう表情を見ると、相手は不気味に感じ、それが相手の気持ちへのプレッシャーになる。

 そういうことも考えないといけない。

 大野将平の爪の垢でも煎じて飲め!

 

 武力だけでは、一流選手にはなれぬ。

 柔道は国技だ。

 もっと心を磨き、礼をわきまえ、己の感情を抑制する技を身につけるのだ!

 それができて初めて「世界王者」となれる!

 

(城島明彦)

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