向井よ、柔道世界選手権で銀メダルで号泣とは情けない。文武の「文」と「礼」が欠けている
勝っても負けても感情をあらわにするな!
準決勝で勝ったときに、負けた選手の前で、観客に勝利の大ガッツポーズをしまくる姿を見て、
「まだまだ若い。これでは優勝は無理」
と思った。
案の定、決勝では土壇場で気を緩めて負け、今度は号泣だ。
「未熟よのう、向翔消一郎」
〝柔道の父〟嘉納治五郎がその場にいたら、おそらく、そう呟いたに違いないぶざまな姿だった。
7月の大会で骨折してからの辛さがよみがったにしても、そういう感情を押し殺せないでどうする。
健闘した相手選手にも無礼だ。
勝っても負けても、表情を押し殺せるのが、一流選手だ。
そういう表情を見ると、相手は不気味に感じ、それが相手の気持ちへのプレッシャーになる。
そういうことも考えないといけない。
大野将平の爪の垢でも煎じて飲め!
武力だけでは、一流選手にはなれぬ。
柔道は国技だ。
もっと心を磨き、礼をわきまえ、己の感情を抑制する技を身につけるのだ!
それができて初めて「世界王者」となれる!
(城島明彦)
« 勝っても表情を変えず! 「アスリートのお手本」を示した柔道の大野将平 | トップページ | よいこ一家の〝脳涼・川柳大会 »