三力士を次々と負傷休場させた玉鷲に、相撲協会はなぜ警告しないのか!?
栃ノ心、琴奨菊、千代の国を血祭りにしたモンゴル流プロレス技の恐怖
大相撲名古屋場所も、残すところ、あと2日。
御嶽海の優勝が見えてきたが、栃ノ心など、途中休場者が多いのが目につく。
そのことで、クレームを一つ!
玉鷲は怪物か? その力は尋常ではない。
①手始めは6日目。優勝最有力候補だった栃ノ心を土俵上にねじ伏せ、古傷の太ももを挫傷させ、休場に追い込んだ。
普通の投げ方ではなく、妙なひねりを効かせていたため、栃ノ心の下半身がねじれた結果、そうなったのである。
私は、その相撲を見て「プロレスまがいの危険な取り口だ。まだまだ犠牲者が出る」と判断し、当ブログで指摘した。
②10日目。琴奨菊を土俵下までぶん投げて大けがをさせ、休場に追い込んだ。
勝負がほぼ決まっているのに、力を抜かず、相手が土俵下に転落するのを防ぐ体制にもならず。思いっきり投げ飛ばしたので、琴奨菊は土俵下まですっ飛んで大けがをした。
③12日目。今度は千代の国の肘をプロレスまがいの関節技で決めながら小手投げを打って、「骨がボキボキッと2回鳴った」と取組後に千代の国にいわせ、休場へと追い込んだ。
これだけのことをやらかしているのに、相撲協会は、何の注意も玉鷲に与えていない。
もっともっと犠牲者が出てからでは遅すぎる。
日馬富士の事件の後、目に余る白鵬の張り差し、かち上げの連発に対する横審委員長の苦言があり、他の力士も翌場所は控えていたが、張り差しの方はいつの間にか復活している。
耳を狙った張り差しや顎を狙ったかち上げは、見ていて気持ちのよい技ではない。
それを同じ力士が連日繰り返すのは、相撲ファンや横審委員長をなめているとしか思えない。
張り差しを連発する力士は、松鳳山、逸ノ城など限られている。
「おまえら、ほかにもっとやる手があるだろう。馬鹿の一つ覚えのように、相手の顔面を張ることしか能がないのか」
と声を大にしていいたい。
もう一つ、相撲協会に注文がある。
明生という力士は、仕切り中の土俵態度が悪すぎる。
高安も、首をくねくねしたり、手を叩いたり、もっとシャキッとしろといいたくなる。
観客が感心するような堂々とした土俵態度を見せられないのか!、
相撲協会も、重量級の大型力士が増え、荒っぽいモンゴル相撲で鍛えられた力士が増えている昨今の情勢を考え、昔からある決まり手、反則技を洗い直すべきではないのか?
(城島明彦)
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