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2018/03/19

「貴乃花部屋の力士が付人に暴力」は氷山の一角! 不祥事を繰り返す角界のデタラメ体質!


貴ノ岩暴行事件の告発は、目くそ鼻くそを笑うだったのか?

 日馬富士にぶん殴られた貴ノ岩事件のホトボリも覚めないうちに、相撲協会が「暴力追放」をいっている再中に、今度は、貴乃花部屋の双子力士の片割れの貴公俊(たかよしとし)が付け人に暴力を振るったという報道がなされたから、びっくりしている人は多いはず。

こういうのを、「灯台下暗し」という。
しかし、相撲界じゃ、稽古に名を借りた兄弟子による「いじめ」「暴行」は日常茶飯事なのだ。

貴乃花親方は、名横綱だっただけに残念ではあるが、これでアウト!
弟子の監督不行き届きに加え、相撲協会では浮いた存在となっっているし、メディアに対しても礼を欠いた態度をとったりで、将来の理事長の目は完全に消えた。


いつの間にか「張り差し」「張り手」が復活

 日馬富士が引退し、横審委員長が白鵬の「張り差し」「かち上げ」を批判した直後の場所では、どの力士もさすがに
 「張り差し」「張り手」
 を控えていたが、いつのまにか、また復活しているだけでなく、
 「決まり手にあるんだから、文句があるなら、禁じ手にすればいいじゃないか」
 と公然と開き直って、公然とやり続けている力士が何人もいる。

 まったく使わない力士も大勢いる中で、張り手をよく使う力士は、松鳳山を筆頭に逸ノ城、豪栄道、高安ら限られており、そこにも問題がある。
 白鵬の「張り手」「かち上げ」は行きすぎだったから問題になったが、自分らがやる「張り手」や「かち上げ」は問題ないとでも思っているのか。

 「張り手」が「貴ノ岩暴行事件を連想させる」ということもわからないよほどバカなのか、それとも観客や相撲ファンをなめきっているかのどちらかで、「反省」とか「自粛」というものが感じられない。

 大相撲春場所8日目の鶴竜と松鳳山の取り組みでは、松鳳山が横綱相手に下剋上ともとれる「張り手」をかますと、その後、角竜も張り返したり、頭を何度も張りにいくなど、ぶざまで、みっともない相撲だった。

 松鳳山は、折り紙付きの「張り手」大好き力士で、横審委員長が苦言を呈そうが、カエルの面にションベン。日馬富士事件の直後の場所でも、堂々と張りまくっていた筆頭は、この力士。今場所も、張り差しを繰り返している。
 前にもいったが、悪役は顔だけにしておけ!


覗き覗かれ、張り張られ

 梅沢冨美男が歌って大ヒットした艶歌「夢舞台」に
  男と女 あやつりつられ
  心の鏡 のぞきのぞかれ
 という一節があるが、角界では、土俵上でも土俵外でも張ったり張られたり、殴ったり殴られたりとくれば、これはもう、
  力士と力士 殴り殴られ
  面の皮 張って張られ
 で、国技の名を辱めているとしかいえないのではないか。
 しっかりせんかい、相撲協会!

(城島明彦)

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