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2017/11/24

貴乃花親方の黙秘は〝相撲協会のパンドラの箱〟か!?


貴乃花はなぜ強気になれるのか? 相撲協会の致命的な弱みを握っているからか!?

 日馬富士の暴力事件以外に種々の悪事隠蔽が潜んでいるをの詰まった

 貴乃花親方は、日本相撲協会の理事の事情聴取で、説明を拒否した。
 相撲協会という組織に属する人間としては、組織に盾ついたわけで、罷免されても文句はいえない。
 そういうことがわかっていて反逆、全面対決色を明らかにしたのは、なぜなのか。

 これまでさんざん煮え湯を飲まされてきたからなのか。
 来年2月の理事長選挙をにらんでの揺さぶりなのか。
 一方、相撲協会は、貴乃花にどんな致命的な弱みを握られているのか。
 八百長事件、朝青龍の暴力事件のようにこれまで表沙汰になった不祥事以外の、それを暴露されると相撲界に激震が走り、壊滅的なダメージを受ける類いの醜聞を、協会が幾つも揉み消したり隠蔽してきたのではないか。 

 貴乃花親方を怒らせると、それらが白日の下にさらされることを相撲協会は恐れているという憶測も、完全には否定できないのである。


稀勢の里にはもはや「引退の道」しか残されていない

 日馬富士事件で、途中休場の稀勢の里は得をした。
 引退問題が霞んだ。
 本来なら、今場所の途中休場を決めた時点で「引退宣言」だった。

 大体、完全に治るまで何場所も全休すればよかったものを、誰の差し金かは知らぬが、稽古もろくにできない中途半端な体で本場所に出場するという考え方が、甘すぎる。
 休場の前日の相撲など、土俵際まで追い詰めながら、両足がもつれて逆転を食らい、負けている。
 「ぶざま」の一言だ。
 要するに、体が意志を裏切っているのだ。そうなるのは稽古不足以外の何物でもない。
 来場所になったら、最盛期のような完璧な体に戻れるという保証はない。

(城島明彦)

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