稀勢の里の大相撲秋場所休場は大正解!
完璧でないなら、来場所も再来場所も休場すべきだ
10日の初日を控えて、稀勢の里が休場に踏み切った。
それがベストな選択だろうと思う。
このまま出て、中途半端な成績を残したり、途中で休場して「即引退」となるよりは賢明な判断だ。
今さら言っても始まらないが、大けがをした翌場所から思い切って休ませるべきだった。
気力がなくては横綱の地位は保てないが、気力だけでは横綱は張れない。
新横綱としての責任感から出場を強行したのだろうが、どう考えても無理があった。
出場する以上は、体調が完璧に近い状態で出るべきで、「どこか不安だ」と思ったら出場すべきではない。
中途半端な体調で出場するな!
久しぶりの日本人横綱という重責をになっているからこそ、イチかバチかで出場すべきではない。
今場所全休しても元の体に戻らないようなら、中途半端な体の状態で出場せず、来場所も休んで治療に専念し、それでもだめなら、もう一場所さらに休む。
そこまでは、相撲ファンも認めてくれるだろう。
ただし、それでも完璧に治らないようならなら、引退するしかない。
「背水の陣」としての休場だ。
どうすれば、元の万全な状態に戻せるか。
一番考えないといけないのは、そのことだ。
連続して休場しても、復帰した場所で優勝すれば、すべてが帳消しになる。
そういう自信がある体になってから出場することだ。
(城島明彦)
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