御嶽海よくやった! 新発見だ! このやり方なら〝張り差し横綱〟白鵬に勝てる!
白鵬の盲点、発覚! 張り手をされた反対側に回り込めば勝てる!
〝張り差し大好きの品性下劣大横綱〟白鵬は、力士なら誰もが嫌がる「張り差し」を、この日も意図的にやったが、昨日(大相撲名古屋場所11日目)の御嶽海はそれを研究し尽くしていた。
力士、親方、私も含めた相撲ファンの全員がそれまで思っていたのは、
「張り差しをした方の手は、脇があくから、そこを責めろ」
ということだった。
それが常識だと思っていたが、実はそうではなかった。
そのことを気付かせたのが、白鵬戦で見せた御嶽海の取り口だった。
さすが東洋大出身の元大学横綱。頭を使った。
白鵬は、例によって、立ち合いざま、右手で御嶽海の顔面を強打した。
その瞬間、日頃の稽古の成果もあって、御嶽海の体が反応したということもあろうが、
「白鵬の意識が張り手をしようとする右手に集まっている」
という判断がとっさに働いていたのはなかろうか。
つまり、張ろうとする瞬間、白鵬の意識はそこに集まっており、張らない側への意識は希薄になっていることに御嶽海は無意識のうちに気づいたのだ。
もっとわかりやすくいうと、殴られた勢いで押された方へ飛ばされるように素早く動いて、逆時計回りに回りながら出し投げを打って寄り立てた。
相手を呼び込むような体制に持ち込んだのである。
そうすれば、張った相手は、その方角へ体がよろける。その弱点を突けば、相手はあわてる。
こういうことをした力士は、これまでいなかった。
今まで気づかない取り口だったのだ。
さっそく他の対戦相手も、今日からやってみるとよい。
各相撲部屋は、稽古に「張り差し」を取り入れろ!
稽古で、「張り差し」の取り組みを繰り返しやっている相撲部屋などない。
〝悪辣横綱〟白鵬は、そこに目を付けているのだ。
連日のように白鵬が〝張り差し〟をする以上、それをどうかいくぐるかを、稽古でやるしかないのではないか。
今まで、そういうことをやらずに来たことが白鵬に張り差しを使い放題にさせた原因ではないのか。
何が最多勝だ。
〝最多張り差し横綱〟だということもいってから、そういえ。
〇参考までに、かくいう私の身元は、確かであります。下記が近年の著書で、現在、西郷隆盛の著書を執筆中でございます。
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(城島明彦)
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