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2017/07/14

受信料の無駄づかいだ! 学芸会レベルの〝7悪〟大河「おんな城主 直虎」!


演技へたくそ出演者多数+思い込みの強い演出+画面の汚さが「平清盛」に肉薄!


 NHKは、もう大河ドラマをやめた方がいいのではないか。金の無駄づかいだ。
 視聴率も低く、人気も盛り上がらない。

 もっとも、私の知り合いの中には、「誰も知らなかった直虎だから観ている」という声もなくはないが、総じていえるのは、ドラマの制作者たちだけの自己満足路線が続き、視聴者が置きざりにされている感が強い。
 視聴率が12%台で低迷しているのが何よりの証拠だ。

 「女を主人公にしても受けない」
 という過去のデータがあるにもかかわらず、女を主人公に据えるという強引な姿勢が、視聴者を無視して暴走するという〝NHKの殿様体質〟を象徴している。

 多チャンネル時代になって、ドラマの数が増え、時代劇も増えている中で、NHK大河と銘打つ以上、「さすがNHK」といわれるようなものをやる必要があるのに、そういうことには無頓着。
 受信料を使ってドラマを制作している以上、視聴者から反感を買ったり、そっぽを向かれるようなドラマを作ることは許されない。

 私自身に関していえば、資料がほとんどない人物がどう描かれるのか、どういう演出をするのか、主人公直虎に抜擢された柴咲こうがどういう演技をするのかといった点に関心があって、放送開始から数回は観たが、次第に興味が失われて「見る気」がしなくなった。

 どう感じたことで見なくなったのかを以下に列記する。


「おんな城主 直虎」の〝ココがひどすぎる7悪〟


①主人公の知名度が低すぎる

 誰も知らないような人物にスポットを当てるという視点は否定しない。
 ある地域では知られていて、郷土の偉人とされていても、日本全国となると、ほとんど無名といっていいような人物を、全国ネットの大河ドラマとして一年近くも流し続けることは冒険だ。

 意欲は買うが、直虎を選んだ理由が、もし、
 「日本を変えたような歴史上の人物は、もはや出尽くした。だから、誰も知らないような人物に目を向けた」
 というのであれば、その視点は間違っている。

 まだまだ描かれていない大人物はいっぱいいる。
 幕末維新でも、西郷隆盛ほどの人気はないが、木戸孝允、大久保利通。
 明治天皇もすごい人だった。

 幕末維新以外に目を向ければ、聖徳太子、天智天皇など日本を動かした大人物はたくさんいる。
 

②話が小さく、面白みに欠ける

 戦国の三傑(信長、秀吉、家康)に見られる「天下取り」のような「でっかいスケール」とは無縁。限られた地域で、こじんまりとやっている話が果たして全国区に通じるのかどうか。
 
 しかも、直虎は、幕末に天皇の許可を得ずに独断でアメリカと通商条約(不平等条約)を結んだ井伊直弼の先祖に当たるわけで、単純な図式でいえば、「忠臣蔵」の吉良上野介に通じる〝ワル〟(悪)のイメージがある。


③戦国乱世は「力の時代」。非力な女を主人公にするには無理がある

 天下取りは男の世界。
 「春日局」を大河にしたときは、総スカンを食った。
 女を描いて視聴率が高かった例外は「天璋院篤姫」ぐらいなもので、男の陰でちまちまと暗躍する女を描いたところで、面白くも何でもない。


④ドラマにも主演女優にも「華」がない

 放送開始当初は「柴咲コウは頑張っている」という印象を受け、彼女に好感を持ったが、脚本・演出がわけのわからない話を延々とやるようになるにつれ、その印象が失せ、ドラマ自体を見る関心がなくなった。

 個人的な感情も関係するのだろうが、柴咲コウは、綾瀬はるかほどには「華」を感じさせない。
 主人公が光り輝いていないドラマは、ドラマとしての魅力に欠ける。

 何が「華」なのかは、「おんな城主 直虎」で婆さん役で出ている浅丘ルリ子の日活時代の映画の一部をyou tube で見るといい。

 映画と連続ドラマを同じ土俵で論じることは間違っているかもしれないが、「華があるか、ないか」という点に関しては共通するところがある。

 吉永小百合、松原智恵子もそうだ。
 昨晩は、「GYAO!」の無料映画(大映映画)「女の賭場」を観たが、女賭博師を演じる20代の江波杏子なども、まさに「華」があり、ため息が出るほど輝いていた。興味のある人は、7月30日まで無料で見られるのでチェックして「女優の華」とは何かを知るといいだろう。

 しかし、江波杏子は、これ以外ではあまり輝いて見えない。ということは、演出力にもよるということだ。

 女優としての「華」は、「存在感」と言い換えることもできる。
 今の女優でいえば、ドラマでも輝いて見えるのは、若手では北川景子や石原さとみだ。


⑤演技力のない脇役がおかしな演技をしてシラケさせる

 ドラマのスケールが小さい場合は、名脇役を配して盛り上げないといけないのに、そういう配慮がない。

 おかしな役者がいっぱい出てきて、下手な芝居を繰り広げ、興ざめさせる
 まともなのは、小林薫ぐらいか。

 杉本哲太、財前直見、貫地谷しほりも、それなりに安心して見ていられるが、脇役の若い連中の演技がひどすぎる。
 中でもひどすぎるのが、井伊家の家臣中野直之役の矢本悠馬。
 これが結構出番が多く、何を勘違いしているのか、怒鳴るばっかりの一本調子なへたくそな芝居をしまくり、興ざめの連続で、ドラマの質を落とし、足を引っ張っている。
 豪商役のムロツヨシも、へたくそな芝居で、存在感が皆無に近い。
 盗賊の一味は、そろって演技以前の連中が多い。
 高橋一生も、やたら出番はあるが、クセの強い妙な芝居をしていて、わけがわからない。

 同じく家臣役で、顔のでかい奥山六左衛門を演じている役者(田中美央)も、くさい芝居をする。

 今はもう見ていないから、あとから出てくる連中については知らないが、
 「NHKの演出陣はもっときちんと演技指導をしろ」
 といいたい。


⑥大女優浅丘ルリ子の厚化粧、何とかならないか

 浅丘ルリ子の役は、桶狭間の戦いで織田信長に葬り去られた今川義元の母、寿桂尼役。
 夫に先立たれて落飾し、菩提を弔う尼さんの身でありながら、度はずれた厚化粧は、いくら何でもひどすぎる。

 今川義元の母は、公家の娘。いつ生まれたのかは定かでないが、没年は1568年。
 長男今川氏輝を生んだのは1513年で、今川義元を生んだのは1519年。
 そこから考えて、氏輝を15歳で産んだと仮定すると、死んだときは70歳くらいという設定になる。

 柴崎コウがノーメイクに近かっただけに、よけい厚化粧が目立った。


⑦「平清盛」を思い出させる「室外画面を意図的に汚くする演出」に嫌悪感

 視聴者は気づいているだろうか。外を映すときの画面が美しくないようにしていることを。気づいていない人は、今後、その点に注意してみるといい。

 NHK大河ドラマ班には、
 「そうすることがリアリティだ」
 という誤った認識が浸透しているのか。
 わざと汚らしい画面にしている。

 「平清盛」での画面の汚さに閉口した人が多かったが、そのときのスタッフが首にもならず、また「おんな城主 直虎」で、〝汚い画面のリバイバル〟をもくろんでいるのか!?

 懲りない連中だ!
 実験映像を楽しみたいのなら、自費でやれ!

(城島明彦)

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