« 2017年1月 | トップページ | 2017年3月 »

2017/02/27

〝虫の知らせ〟というのは、確かにある! しかし、どんな虫なのか!?


「虫の知らせ」が、私を動かした


 本日午後2時に都内の神保町で初対面の編集者と会う約束になっていた。
 
 ヤフーあたりの「路線」で、どれくらいの時間で行けるかをチェックすると、所要時間45~55分くらいと出る。
 家から駅までかかる時間を入れても、1時間半もかからない。つまり、12時半に家を出れば余裕しゃくしゃく。
 で、いつも1時間半くらい前に家を出ることにしてきた。

 ところが今日に限って、「早く家を出たい」という気になり、11時半ごろ家を出た。
 いつもより、1時間も早く出たのだ。
 そして、神保町まで一本で行ける電車(田園都市線・途中から半蔵門線と名が変わる)の急行に乗った。
 いつも混む電車だが、座席を確保。
 (居眠りでもしながら、のんびり行こう) 
 などと思いながら、電車に揺られていると、2つ目の停車駅で電車が動かなくなり、車内放送が流れた。
 「いくつか先の駅で線路に人が入ったので、点検中」
 といった内容だった。

 (もしかしたら人身事故ではないのか)
 と思ったが、同じ内容の放送が二度、三度繰り返された後、内容が変わった。
 「人身事故が発生し、警察が現場検証しているので、運航を停止する」
 といった内容に変わったのだ。

 そのアナウンスを聞いて、どっと人が降り、改札口へと向かった。
 私もそうした。
 切符を払い戻し、神保町への別ルートを聞いた。

 乗り換えないで行けるところへ、何と4回も乗り換えて行くことになったが、神保町には1時半ぐらいに着き、ゆっくり昼食を食べたが、それでも約束時間まで15分ぐらいあった。 

 ※田園都市線「あざみ野」で電車ストップ→横浜市営地下鉄→別の横浜市営地下鉄→東横線→半蔵門線で「神保町」へ(都合4回の乗り換え)

 ――以上であるが、どうにも〝虫の知らせ〟としかいいようのない本日の出来事だった。
 そこで、ふと考えた。

 (虫の知らせの虫って、どんな虫なのか!?) 本日、私に知らせてくれた虫は、「余裕しゃくしゃくで、目的地に着くように教えてくれた」ので、
 「しゃくとりむし」(尺取虫)
 ではないのか、とオヤジギャクが頭をかすめた。

 雀百まで踊り忘れず、オヤジ百までダジャレ忘れず

(城島明彦)


| コメント (0) | トラックバック (0)

2017/02/23

アクセスカウンター1234567をゲットするのは誰?


記念すべき数字のときにアクセスした人に幸あれ!


 このブログのアクセスカウンターが、今日明日にも1234567になる。
 この前、面白いと思ったのは1111111だったが、今回は1234567だ。
 
 誰のブログであれ、アクセスしたときのカウンターがこういう数字になる偶然に出合えることは、まずない。
 狙っても、その数字をゲットするのは難しく、運が左右する。

 そう考えると、1234567は、私の中では「惑星直列」のような奇跡的な感じだ。

 この数字に当たった人に、幸運が訪れますように!
 
 この次に並ぶのは、1千万台に達したときだが、そこまでいくのは不可能に近く、そうなる前に私があの世へ旅立っているだろう。

(城島明彦)

 


 
 

2017/02/21

不確かだった幼年期に読んだ漫画の題名が判明


「があすけとこけっぽ」


 誰にも、ふと思い出す子供のころ読んだ漫画がある。
 はっきり題名を覚えているものと、まったく覚えていないもの、不確かだが覚えているものの3種類がある。

 私の中で、もっとも古い記憶は、「があすけとこけっぽ」という漫画だった。

 田舎に住んでいた小学低学年のときに読んだという記憶は確かだが、1年生だったか2年生だったかということはすっかり記憶から飛んでいる。

 今から60年くらい前の話なので、当然のように、誰が作者だったか、どんな絵だったかも覚えていない。

 ただ、それが雑誌に連載された漫画で、「があすけとこけっぽ」という題名だったという記憶ははっきりしている。

 はっきりしているといっても、「こけっぽ」や「があすけ」が平仮名だったかカタカナだったか、「があすけ」が「がーすけ」だったのかはよく覚えていない。

 ところが、偶然、その「があすけとこけっぽ」という漫画が、伊勢崎市の古書店(福地書店)が販売している雑誌の附録「すごろく」として、ネットにアップされていた。

 ほかにも、その「すごろく」に関する情報がアップされており、総合すると、雑誌名は小学館の「小学2年生」で題名はすべて平仮名で「があすけとこけっぽ」。昭和29年新年号の附録だった。76×54㎝と書いてある。
 雑誌は「幼年ブック」かもしれないと思っていたから、「小学2年生」とわかって、何となくうれしくなった。
 
 新年号の附録につけるくらいだから、当時、人気がある連載だったのだろう。
 何月号かの記憶はないが、雑誌の初めの方にカラーで載っていた記憶がある。もしかすると、この附録がついた新年号だったのかもしれない。

 「があすけ」はアヒルで、「こけっぽ」がニワトリだが、どんな風に描かれていたのかは、まったく記憶に残っていなかったが、「すごろく」を見ると、作者は島田啓三で、ディズニーを彷彿させるような素晴らしく絵だった。

 Photo (伊勢崎市の古書店「福地書店」が販売する附録すごろく) ※写真は、クリックすると拡大できます。

 昭和29年の正月は、私は8歳で、これで遊んだかもしれないが、その記憶はない。
 しかし、古びた「すごろく」を見ていると、何となく遊んだような気になって来るから不思議だ。
 たった一葉の写真が、埋もれた遠い日の記憶を呼び覚ましてくれるのも楽しい。
 
(城島明彦)

2017/02/16

こりゃ便利! TSUTAYAの郵便返却


2010年11月開始だとか、ちっとも知らなんだ

 借りてきたDVDを袋に入れて、そのまま郵便ポストに入れるだけでOK。
 こんな便利なものがあるのを見落としていた。
 知らないから利用しなかった歴、なんと6年超。

 家の近くにあるTSUTAYAにはなく、渋谷店にしかない映画のDVDは多く、わざわざ電車賃を払って渋谷まで借りに行き、見終わったらまた返しに行っていた。

 先日、友人が郵便返却を利用したというのを聞いて、渋谷へ行ったついでにTSUTAYAで古い映画を4本借りて、郵便返却を利用した。

 郵便代を含めて540円。これがまた、往復の電車賃と同額。
 私の場合、わざわざDVDを借りるためだけに渋谷まで足を運ぶのではなく、何かの用があったついでに渋谷店の郵便返却を利用すれば、何かと便利ということになる。

 (それにしても、6年間、俺は何をしていたのだろう。無知な私を、誰か激しくムチ打って!)
 などと、自分を責め立てたのであった。
 
 以前、テレビでポストに返却というCMをやっていたような気がしたが、詳細がわからず、ネットで作品を検索したときも、そういうサービスが簡単に利用できるということに気付かなかった。
 そして呟くのだ。
(年は取りたくないもんだ)


ずっと見たかった「くノ一忍法帖」だが、見てがっかり

 借りたDVDは、私が大学受験勉強をしていた昭和30年代の終わりごろに流行った「くノ一」もの。
 山田風太郎の小説『くノ一忍法帖』の映画化だ。
 
 原作は私も一冊買って、期末テストの最中に読んでいた。
 発想が斬新というか、「くノ一」が敵の忍者と交わって精気を奪い、死に至らしめる「忍法 筒がらし」といった手を使うなど、ハチャメチャで、面白かった。
 エロチックな場面満載で、母親にしられないよう、こっそり読んでいた。

 ストーリーはというと――
 秀吉の遺児秀頼の正室千姫(家康の孫)に子がいなかったことから、大阪城落城を目前に控えて、奇策の名手だった真田幸村が、くノ一5人に命じて、秀頼の子を身ごもらせ、豊臣家の血を存続させ、その子が成人の後、徳川を倒そうともくろむ奇想天外な策を実行に移す。

 家康の方は、そうはさせじと服部半蔵らの忍者に命じて、秀頼の子をはらんだくノ一を探し出して腹の子もろとも殺させ、豊臣家の種を断つ、というエロチックな筋書きである。

 千姫は、「自分は豊臣秀頼の嫁。くノ一が生んだ秀頼の子を育てる」といって、家康を驚かせるといった設定になっている。

 監督は、中島貞夫。「くノ一忍法」(1964年/昭和39年)が監督デビュー作。
 中島は、日比谷高校→東大文学部という秀才だが、デビュー作の演出はへたくそ。
 ところが映画がヒットしたので、続編「くノ一化粧」もつくられた。こちらも山田風太郎の『外道忍法帖』が原作で、豊臣家の財宝のありかを示す鈴を秘所に隠した「くノ一」と天草一族の忍者が体と体で戦うというエロチックもの。

 そのDVDも借りて、今回見たのだが、見てビックリ。
 2作とも脚本に、あの「北の国から」の御大倉本聡の名前があった。
 「北の国から」と聞けば、条件反射のように、
  ♪ ああ~あああああ というテーマ曲が頭をよぎるが、「ああ~」は同じでも、「くノ一」が漏らす「ああ~あああああ」とはまったく違いますな。(なんのこっちゃ)

 個人的には、中島貞夫の作品では「893(やくざ)愚連隊」が面白かったが、それ以外のものは積極的に見たいとは思わない。


山本薩夫の「浮草日記」はスグレモノ

 渋谷のTSUTAYAの郵便返却を利用して借りてきた残る2本は、市川雷蔵の「忠直卿行状記」と山本薩夫監督作品「浮草日記」。

 雷蔵のものは、文豪菊池寛原作を映画化した1960(昭和35)公開の「忠直卿行状記」。
 ずっと見たかった映画で、TSUTAYA渋谷店へ借りに行くたびに棚をチェックしていたが、いつも誰かが借りていて見られなかった。
 
 この映画もよくできているが、今回最も感動したのは、旅芸人一座の人間模様を描いた山本薩夫監督作品「浮草日記」。
 公開されたのは60年前の1955(昭和30年)とかなり昔だが、これは折り紙付きの名作。
 山本薩夫の演出を見ると、カット割り、カメラアングル、役者の動かし方などあらゆる点で、中島貞夫がいかに下手かがよくわかる。

 「浮草日記」は、脚本が八住利雄で、音楽が芥川也寸志というのも、またいい。
 主演は津島恵子、菅原謙二だが、俳優座と山本プロがタイアップした映画なので、東野英治郎、小沢栄太郎(当時の芸名は小沢栄)、東山千栄子ら俳優座の芸達者な役者がたくさん出ている。岩崎加根子が若くて、初々しい。
 今では重鎮の仲代達矢が、ひょろっとした20代でちょい役として出ているのも興味を引いた。
 
(城島明彦)

2017/02/13

「素朴な疑問」「単純な考え」を大事にすると、人は飛躍できる


上には上がいて、下には下がいる

 人は、知恵がつくと、ろくなことにならない。
 自分を過信する。
 自信と過信は紙一重だ。 

 自信を持つことは大事だが、過信は危険。
 「上には上がある」ということを忘れがちになる。
 だから、昔の人は「井の中の蛙、大海を知らず」といった。
 その逆に、自信を喪失したとしても、
 「下には下がいる。今より下には落ちないようにし、少しでも上を目指そう」
 と思えば、気が楽になるし、励み甲斐も出ようというもの。

 上ばかり見ていると、足元の障害物が見えない。
 下ばかり見ていると、眼前の障害物が見えない。
 真っ直ぐ前を見ていると、上下の視野が限られる。
 時には上を向いたり下を向いたりしながら、自分の位置を確かめ、自分に合った速度で、着実に前進していく。
 それが一番だ。

 「自分は無知だ、馬鹿だ」
 と思えば、どんな相手のいうことにも耳を傾けるようになる。
 その相手が、わかりきったことをいっていても、黙って聞く。
 そのあと、いいことをいうかもしれないではないか。
 
 しかし、その相手が続けてまた、自分が知っていることをいったとしても、それも黙って聞く。
 そういうことを続けていくと、相手は次第に心を開いてくる。

 ――そんなことを改めて思う今日この頃であります。

(城島明彦)

2017/02/10

拙訳『石田梅岩「都鄙(とひ)問答」』のアマゾン在庫切れ問題、週明けには来週早々には解決とか


アマゾンで購入できない状態が続いていたが、在庫補充されるようだ

 平成初の現代語訳、日本史上2冊目となる現代語訳ということもあり、昨年9月末発売以降、好評をいただいていた拙訳『石田梅岩「都鄙問答」』(到知出版社)だったが、アマゾンで新刊が求められなくなるという問題が発生していた。

 版元が発行している会員向けの雑誌『致知』2月号で、梅岩の記事として社会評論家で100冊を超える著書のある田中真澄氏と私の対談記事が出たことで、正月以降、売行きが加速し、「スピード発送が身上」のアマゾンの表示が「1~3週間で発送」となること再三と思っていたら、2月4日以降、新刊本が求められない状態となり、並んでいるのは高価な値をつけた中古本ばかりとなった。
 雑誌が発売された今年の正月以降、ジャンル別のランキングで1位とか2位に長くいたが、在庫切れとなって商品そのものが買えなくなり、ランキングがダウンしつつあった。

 版元に確認したところ、
 「おそらく来週明け(2月13日)頃の切り替わりになるのではないか。『致知』で紹介された影響で、想像以上に大きく本が動いたので、購入をご希望の方には恐れ入りますが、いましばらくお待ちいただきたい」
 ということだった。

 石田梅岩『都鄙問答』は松下幸之助翁が座右の書としていた江戸時代の書だが、福沢諭吉や渋沢栄一にも大きな影響を与え、近年ではカリスマ経営者として多くの信奉者がいる稲盛和夫氏も、京セラを起業して経営で苦しんだときに『都鄙問答』を読んで感動しており、経営者だけでなくビジネスマン必読の書といえる。

 私がこの本を書いたのは、広報関係の雑誌に企業の危機管理に関する連載をしているときに、「どうして名だたる企業が、次々と不祥事を起こすのか」という疑問を感じ、そのときに「日本のCSR(企業の社会的責任)の原点」とされてきた石田梅岩の『都鄙問答』のことが気になった。
 だが、現代語訳は過去にそれ1冊きりで、その本も等に絶版になり、しかもその本は読みづらいということを知り、「それなら自分が現代語訳する」と思い立って書いたという経緯がある。

 岩波文庫が昨年2月に『都鄙問答』をリクエスト復刊したことも追い風となっているが、この本を読むとわかるけれど、現代人がすらすら読むのは難しく、註釈もついていない。  
そこで、この本を底本として現代語訳した。偉そうな言い方をすると、拙訳本が発売されたから、岩波文庫も動意づいた。その意味では、借りた恩はすでに返したと(僭越ではあるが)思っている。

 福沢諭吉、渋沢栄一、松下幸之助翁、稲盛和夫氏らが、なぜ『都鄙問答』に魅かれ、その魅力を多くの人に語ったかということを、(PRめくが)一人でも多くの日本人が自分の目で本を読み、「どうすることが企業としての正しい生き方なのか」ということを、改めて認識してほしいと思うのである。

 蛇足ではあるが、拙訳『宮本武蔵「五輪書」』もアマゾンで新本が入手できない状態が続いているが、こちらは増刷中ということと関係あるのかもしれないが、絶版と同じような表示になるので、著者としてはあまりいい気持ではない。


【追記』
 本日、所用で渋谷へ出かけ、午後5時半過ぎに帰宅したら、『石田梅岩「都鄙問答」』『宮本武蔵「五輪書」』とも、
 「1~3週間で配送」という表示に変わっていた。

 関係者が手を打ってくれたようだ。

 これで、絶版と思われる心配もなくなり、古書ではなく、新しい本を入手できるようになったわけだ。
 それでも1^3週間は待たせすぎで、本来のアマゾンではなく、ほどなく両書ともアマゾンが身上とする翌日配達といった正常状態の「スピーディなお届け」に戻るはず

 拙訳の『都鄙問答』『五輪書』を読みたい方は、ぜひどうぞ!


 【追・追記】

 「1~3週間で配送」を正確にいうと、
 「通常1~3週間以内に配送します」
 という表示だが、石田梅岩『都鄙問答』は、2月11日午後5時55分現在、
 「通常2~5週間以内に配送します」 という表示に変わっていた。

 「最悪5週間も待たされるのか! それじゃあ、買うのやめとこ」
 という人も当然出て来る。
 いくら何でも、5週間はダメでしょうが。
 そこに「顧客満足」という言葉が存在しなくなるからね。

 ついでに書きたすと、拙訳『宮本武蔵「五輪書」』方は、
 絶版状態⇒通常1~4週間以内に配送します⇒一時的に在庫切れ;入荷時期は未定です
 に変わっていた。

 「一刻も早く読みたい」
 と思ってアマゾンを利用している読者の気持ちにピッタリと寄り沿えるように、アマゾン殿、頑張ってちょうだい!

  
(城島明彦)

2017/02/08

富士通製パソコン(Windows10搭載)のセキュリティソフト「マカフィー」の不具合、顛末記


セキュリティソフトメーカーのセキュリティはどうなっている!? 

 パソコンメーカーのデルがトイレに駆け込んできて、
 「出る!」
 と、いいながらドアをノックすると、中から、
 「インテル、入ってる!」

 いきなりの駄洒落だが、ダジャレでは済まない出来事が発生した。
 一昨日あたりから、セキュリティソフトが起動しない騒ぎが起きているのだ。
 「インテル、入ってる」のインテルのセキュリティソフト「マカフィー」だ。

 「マカフィー」のHPにも、電話が殺到し、迷惑をかけているといった謝罪文が載っていた。
 そのHPに載っているやり方でダウンロードすると、その直後は正常に起動するが、すぐに使えなくなった。その繰り返しだ。

 グーグルにしろ、インターネット・エクスプローラにしろ、エッジにしろ、セキュリティがかかってチェックして指導するわけだから、それらにも影響し、グーグルが立ち上がらなかったり、動作が極端に遅くなるという被害現象が付随した。 

 私が使っている富士通のデスクトップには、購入当初から「マカフィー」がバンドルされていたので、そのまま使ってきたのだが、古いデスクトップとノートパソコンには「ノートン」を使っている。

 「ノートン」は3台まで共用できるから、新しいデスクトップを買ったとき、「マカフィー」を削除して「ノートン」をインストールしようと考えたが、パソコン料金に含まれているから、もったいないと思い、また、どんなソフトなのか、試してみようという気もあり、富士通の人とも相談して「マカフィー」を使ってきたという経緯がある。

素早く対応してちょうだい

 初めて使った「マカフィー」の使用感は、ただ1点を除き、「悪くない」。
 そういう印象を持ち始めていたので、今回の出来事はメーカーが対応に時間がかかっていることに対し、不信感が芽生えた。

 悪いと思った「ただ1点」というのは、「ノートン」を使用しているパソコンには来ない「迷惑メール」が「マカフィー」使用のパソコンには来るようになり、先日、セキュリティを強化し、来ないようにした。

 何度も何度もマカフィーが立ち上がらなくなるので、電話してみようと思った。
 すると、問い合わせ電話は、0120ではなく、0570となっていた。
 1分10円取られる電話だ。
 
 電話してみると、まず長々とした説明が続き、それがやっと終わると、どの窓口を選ぶかの案内があって、それが終わってつながると、音楽が鳴っていて、担当者が出るまで待つ。
 「何分待ち」という案内もなく、担当者が出るまで待ち続け、その間、1分10円の電話代金がどんどん加算されていく。
 相談にかかる電話代より、待ち時間にかかる電話代のが高くなるケースが多いのではないか。

 「ノートン」は、あと3か月くらいで期限が切れるので、新しく買い直さないといけない。そのときに「マカフィー」をやめるかと思った。


【追記】 2月10日夜に、やっと、正常な状態に戻ったようだ。そのときはまだ幾分不安定な感じを受けたが、今朝(翌11日)は元のような速い起動に戻っていた。
 
 HPからも、電話がつながりにくいという「お詫び」も消えているし、私のパソコンも以前のようにマカフィーが正常に立ち上がるようになった。

 この件で富士通に相談したとき、そこのリーダーに教えてもらったのは、ウィンドウズ10の「コントロールパネル」の「セキュリティとメンテナンス」にある「コンピュータの一般的なトラブルシューティング」もやるとよい、ということだった。

 これを何度かやったことが、マカフイーを正常に戻す上で役に立っているのかどうかはよくわからないが、やらないよりはやった方がいいということだろう。


 【もう一つ、解決方法があった】 マカフィー・バーチャル・テクニシャンを使う方法 

  【追記】を記した後、富士通製マウス(光学式)のホイールの問題(転がりが悪く、見ている画面を拡大しようとしているのに、しばしば逆に画面が小さくなっていくという問題)を解決しようとして、マウスの設定をデバイスマネージャを使っていじった後、パソコンを再起動したら、またマカフィーが起動しなくなっており、その影響でグーグルもインターネットエクスプローラも起動しなくなった。

 そこで、「セキュリティとメンテナンス」のところにある「トラブルシューティング」を、またやらざるを得なくなった。
 今度は、「プログラム」のところにある「以前のバージョンのWindows用に作成されたプログラムを実行する」をクリックし、「問題のあるプログラムを選択する」という表示に従って、そこに並んでいるたくさんのソフト名の中から「マカフィー・バーチャル・テクニシャン)」(英語で表記されている)を選択して、実行すると、マカフィー自身が問題チェックを行い「問題は見つかりません」という結果が出、再び「マカフィー」が正常に作動した。

 マカフィーで困っったら、以上のことを試してみてはどうでしょうか。


【追・追記 しかし、その後も、しばしばマカフィーが起動しないアクシデントが繰り返している】
 
 その都度、復活作業をやらされている。こんな商品は、ダメだ。もはや、お手上げ状態。要するに、「マカフィーは信頼できない。次からノートンだ」という結論に至りつつある。

 手持ちのノートンは、3台まで使えるから、すぐにでもチェンジできるが、あと2か月までしか使えないから、新しいのを買ったら、そのときにまとめてインストールするのがベストという思いと、マカフィーも、今まで正常に起動できたのだから、そのうちまた正常になるのではという思いもあり、さらに、マカフィーを削除してノートンをインストールするのが面倒くさいという思いもある。最後の「面倒くさい」が一番かもしれない。
 
 こうやって、企業は、一人、また一人とユーザーから見切られていくという一例だろう。
 マカフィーだけの信頼性の問題ではなく、それをつくっているインテルの別の商品も信用できないという評価に発展していく。

 メーカーは、こういうことを重大に考えないと、今はよくても、どこかで大事件を起こす。
 マクドナルド、ベネッセ、東芝など、いずれも、小さな出来事を無視し続けた果てに、とんでもない危機的状況に陥っている。
 アリの一穴をなめてかかったらアカンよ!


 【またまた追記・2月12日】 重要  

 あれこれと試行錯誤し、疲労困憊したが、それでも不安定だったマカフィー。
 そこで、「システムの復元」を使って、マカフィーが問題のなかった日の状態に前夜戻した。
 
 1月25日に「脆弱性スキャナー」をダウンロードせよとの指示に従ってダウンロードしていたことがわかり、
 「もしかすると、これが起動をおかしくしている元凶かもしれない」
 と思い、その状態前に復元したのだ。

 しかし、その時点では、「復元がうまくいかなかった」というようなメッセージが出たので、
 「明日、マカフィーを削除して、ノートンをインストールするか」
 と思って、パソコンを消して寝た。

 ところが、今朝、パソコンを立ち上げると、マカフィーが正常に起動するようになっていた。
 しかし、「スクリーンセーバー」の機能が勝手に消えている。

 しばらくスクリーンセーバーなしでやってから、改めてスクリーンセーバーをセットしたが、今の時点では昨日までのようなマカフィーの不具合は起こっていない。

 ――ということで、スクリーンセーバーをいったんやめて、どうなるか試すという手もあるのかもしれないと知った。
 ――それから、「トラブルシューティング」の中の「以前のバージョンのWindows用に作成されたプログラムを実行する」は、そこにマカフィーも入っているが、よく考えたら、私にパソコンは最初からWindows10であり、それ以前のプログラムは関係なかった。Windows7とか8からバーションアップした人向きの操作だったのだ。

 ――何度も何度も使っていると、スタートボタンの上に出て来るアプリの一群の中に「マカフィー・バーチャル・テクニシャン」があり、それを右クリック⇒その他⇒管理者として実行⇒このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか⇒YES とやると、「マカフィーの初期化とチェック・修正」が行われ、正常に動くようになる。

 昨日までは、これをやった直後は正常に戻っていたが、電源を切って、またつけたわけでもないのに、パソコンを使っている間にいつのまにか立ち上がらなくなったりして腹立たしかった。
 それも、今朝になったら、なおっていた。

 思うに、「システムの復元」が一番効果があったのではないか。


 【ほとほと愛想がつきた! あまりにひどすぎるぞ、インテル! マカフィーはダメ印!】

 上の文章を書いて1時間もしないうちに、マカフィーが起動しなくなり、ニフティティが起動しなくなった。
 今日は日曜なので、明日、ニフティに相談してから、マカフィーを削除してノートンをインストールすることを決断した。

 この文章を読んだ人は、マカフィーのいい加減さが実によくわかったと思うので、マカフィーの使用・購入はやめるのではないか。
 「インテル、入ってる」どころか、
 「インテル、腹立ってる!」だ!

 富士通も、マカフィーをどういう経緯でデスクトップのウィンドウズ10にバンドルしたのかは知らないが、これだけユーザーの時間を無駄にさせ、不愉快にさせ続けるアプリを選んで搭載した企業責任を痛感する必要がある。


 【2月13日】 月央のマイクロソフトの定期的更新を待ってからにすることにした 依然としてマカフィーは立ち上がらなかったり、立ち上がっても途中で立ち上がらなくなったり、突然立ち上がったりと、きわめて不安定な状態が依然として続いている。

 こういうのが一番タチが悪い。ダメなら完全にダメ、いいのならトコトンよくないと、ユーザーは困る。

 毎月半ばには、マイクロソフトがウイルス対策で新しいセキュリティを発信する。
 それを待って、うまくいかないようなら、マカフィーとはおさらばだ。
 そう考えを変えた。

 いずれにしろ、マカフィーという商品およびインテルという会社に不信感が芽生えたことに変わりはない。

 この件では、結論が出るまで、今後もこのような【追記】を続けたい。
 私自身が、誰かがネット上に書いた解決策でこれまで何度も助けられたことを考えると、私も、 同じようなことで困っている人に多少なりとも役立てばと思うからだ。

 どんな小さなことでも、「悩んでいるのは自分だけじゃない「同じことでいらだっている人はほかにもいる」とわかれば、それだけでも気が楽になるのではないか。

 メーカーは、こういう心情をもっとよく理解しないといけない。
 メーカーにしてみれば、「くだらないことをいう」とか「そんなレベルの問題にいちいち関わっていられるか」といった思いが、担当者にはあるのだろうが、最初はそういう小さな、取るに足らないと思える問題が、次第に積み重なっていくと、三菱自動車のように自社や自分自身を過信し、それがさらに大きくなっていって、「俺がやっていることは正しい」「ユーザーはバカだ」「会社のやっていることが正しい。国は間違っている」といった具合に、〝きわめて危険なスパイラル状態〟に陥っていくのだ。 

 各種の不祥事を引き起こした会社に共通しているのは、その原因を探っていくと、一人ひとりの上記のような「過信」に必ず行き当たるはずだ。

 たとえていうと、一匹のシロアリを見逃したために、やがておびただしいシロアリが発生し、家の土台を食い荒らし、家を倒壊させることにつながっていく。
 東芝を見れば、そのことがよくわかるだろう。
 


 【2月13日 22:47】 夕方、ニフティに相談したら、「一時停止してみたらどうか」とアドバイスされた 

 削除するかどうかで悩んでいたのだが、削除せずに、セキュリティ機能を一時停止させ、その間、これまでのような不具合が一切起きなければ、原因は100%マカフィーにあるということになり、削除というステップを踏むわけだ。

 心配なのは、その間、セキュリティのない状態にさらされるわけで、危険といえば危険だが、時間設定が選べるようになっている。最短は15分だが、それでは短すぎると思い、30分間マカフィーのセキュリティを解除(停止)状態にしてみると、何の問題も起きなかった。これだけでマカフィーが犯人としてしまうのは問題だが、友人の一人で以前マカフィーを使っていた者がいうには「マカフィーは重く、自分もいろいろ悩まさせられ、以後、使わなくなった」とのこと。

 その話を聞いて頭に浮かんだのは、
 「セキュリティのレベルを一段階下げてみたら。どうなるか」
 ということだった。
 しかし、Windows10を使い始めてから1年半くなるが、いままでこういう問題が起きなかったことを考えると、そして1月25日にマカフィーがユーザーに自動更新させた「脆弱性セキュリティ」に問題があったと推測するのが、一番説得力があると思える。

 というわけで、トライしてみた結果は、以下のようだった。
 「マカフィーのセキュリティ《ウイルスおよびスパイウェア対策のリアルタイムスキャンという機能を一時停止(「有効」となっている状態を「無効」に切り替えることで一時解除)し、それから30分間、無効状態でパソコンを使用し続けたら、何の問題も起きなくなった」

 その間、何も起きなかったのは、単なる偶然かもしれず、これからどうなるかはわからない。

 しばらく様子を見て、マカフィーが以前のように正常に機能するようになったら、「一時停止」が有効ということになるが、また正常に立ち上がらなくなったら、マカフィーのセキュリティレベルを1段階下げることにする。
 さあ、どうなりますか。


 【2月14日 午前1時21分】 「一時停止」は〝一時しのぎ〟に過ぎなかった
 
 また起動しなくなったので、セキュリティレベルを1つ下げて、様子を見ることにした。
 「インテル、腐ってる! オイラ、怒ってる!」
 そんな心境になっている。


 【2月15日】 マカフィーに電話をして、最適と思える方法を教えてもらった 
 
 以下の方法で、試してみては? 現時点では、これがベスト!

 ①デスクトップの1番下にある「窓」のマーク(マイクロソフトのマーク)を右クリック
 
 ②コマンド プロンプト(管理者)(A) を見つけて右クリックすると、
  「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」
  という表示が出るので、「はい」を選んでクリックする。

 ③すると、次のような英文(白抜き文字)が書かれた黒い画面が出る。

  Microsoft Windows [Version 10.0.14393]
  (c) 2016 Microsoft Corporation. All rights reserved.

  C:\WINDOWS\system32>

 ④この英文の一番下の C:\WINDOWS\system32>の後ろの長方形型のカーソルが点滅しているので、そこへ、

   netsh winsock reset 

   と打ち込み、

 ⑤Enter(エンターキー)を押すと、画面が変わり、

  「再起動してください」

  という指示が出るので、
 
 ⑥その指示に従って実行(再起動)すれば、それで作業完了。


  このやり方・手順は、マカフィーのHPにも紹介してあり、私も読んだが、「ややこしい」と思ってやらずにきた。

  マカフィーの相談窓口の女性とマンツーマンで会話しながらの方が、作業する上で抵抗がない。

  ◎再起動し、電話を切った直後に、グーグル検索をしようとしたらフリーズし、画面のカーソルの↑印が、動かなくなったので、パソコンの電源を切った。

  それから電源を切った状態で、パソコンの電源コードをコンセントから一度抜いて、再び差し込み、その後でパソコンの電源を改めて入れると、今度はうまくいった。

  これまでにやったどの方法よりも、これが一番効果があるように思う。

  マカフィーの相談窓口の女性は、感じの良い応対をしてくれた。
  
  マカフィーのセキュリティを強化したのが原因ではないかと考えて、対策を練ってきたが、「これなら盤石」というものは今のところない、とのこと。

  上に紹介した「コマンドプロンプト」を使った方法が、現時点ではベストということである。

  マカフィーの不具合で困っている人で、このブログにたどり着いた方は、この方法で試してみて、直ればそれでよし、直らないならマカフィーの相談窓口に電話して、直接指導してもらうことだ。

 だが、怒怒怒怒怒……このやり方も「ぬか喜び」に過ぎなかった。

 何分も経たないうちに、元の木阿弥。
 またしても、マカフィーが立ち上がらなくなった。

 ♪ドは怒声のド、レはレベル下のレ、ミは未完成のミ……

 ♪あ~あ~あ~あ~ やんなっちゃった、あ~あ~あ~あ 驚いた


 マカフィーよ、ど~んとマカフィーておくれ、と、なぜいえぬ。

 ええ加減に椎名麟三(しいなりんぞう)、マカフィー!
  ※椎名麟三といっても、今の若い人は知らんでしょうな。よっこい庄一よりもっと古い人じゃけえのう。
 
 のんびり構えてたら、あかんのん菩薩やで、マカフィー!
 
 しっかりセントルイスブルースやで、マカフィー!

 ――そういう自分も情けない……


【結論 2月18日】 マカフィーを完全に削除したら、パソコンの動きが快適になった!

 コントロールパネルのところにある「プログラムのアンインストール」作業を行って、デスクトップなどの「マカフィー」を削除したはずなのに、「隠れているインジケーターを表示します」(ツールバーの右端のほうの「下向きの<」のところに、なぜか残っている状態が続き、以前としてパソコンが不安定だったので、不思議に思って、アプリのインストール欄を調べたところ、最初の一都は異なる場所に、しっかりと残っていた。

 アルファベット順に並んでいるにもかかわらず、最初にあった場所からずっと下の方に復活していたのだ。
 これって、やり方がセコクないだろうか?

 改めてそれをアンインストールしたら、やっとパソコン上から姿を消した。
 その結果、パソコンが快適に動くようになったことを考えると、「マカフィー」に問題があったことは間違いない事実。

 もう二度と「マカフィー」を使うことはない。
 と同時に、インテルという企業に対する不信感も芽生えた。

 Winndows10に付いている「マイクロソフトのDefender」というセキュリティソフトは、「マカフィー」とか「ノートン」など別のメーカーのセキュリティ専門ソフトとはバッティングしないようになっているとマイクロソフトは説明しているが、互いのソフトを更新してセキュリティ度を高めていく過程で、「相性」という点で不具合が生じたのではないか。
 そうも思った。

 ここで強調したいのは、パソコンメーカーの責任問題である。
 いくつもあるセキュリティソフトの中から「マカフィー」を選んで、自社製パソコンに搭載(バンドル)したという「企業責任」をどう思っているのか、ということだ。

 この件では、今回の出来事を通じ、富士通の相談窓口の女性(2年前からやっているということだった)にもその件を正したが、「そういうことは富士通とは関係ない」というので、驚いてしまった。

 パソコンを買うときの値段にそのソフトの費用も当然加算されているということが、メーカーの相談窓口の人間の頭にないというのは大きな問題。

 不具合を起こすアプリを搭載しても何とも思わないというのであれば、富士通という企業のコンプライアンスを疑うしかない。

 窓口の人間は、軽いアルバイト感覚から、そういうことを考えもしないのだろうが、消費者不満足を生むそうした対応の積み重ねがその企業に対する不信感を生むことにつながっているのだ。

 富士通には猛省を促し、今後の商品企画に反映してもらいたいと思う。

 
(城島明彦)

2017/02/06

拙訳『宮本武蔵「五輪書」』は4刷増刷中。しばしお待ちを!


「五輪書」は「生きるか死ぬか!」を問う究極の修養書だ

 拙訳の『宮本武蔵「五輪書」(ごりんのしょ)』が、アマゾンあたりで新本の表示が消え、中古本の表示しかなくなったので、2012年12月の発売で4年以上も経った本でもあり、「絶版になったのかな」と思っていたら、何日か前に「4刷2000部増刷」との連絡が飛び込んできた。
 もうすぐ市場に出回るので、しばしお待ちください。そういうことだったのだ。

 昨今の出版不況下では、初版3000部とか2000部という惨状を呈しており、増刷に至っては500部などということが普通になっているが、拙訳本は幸いにも4刷となり、しかも2000部の増刷と聞いて、うれしくなった。
 
 昨年秋に拙訳の『石田梅岩「都鄙(とひ)問答」』が発売され、それを読んだ方が「拙訳『五輪書』を求めていただいているというのも増刷につながっているのではないか。
 同じく昨秋には拙訳『吉田松陰「留魂録」』も3刷2000部増刷になっており、読者の方に厚くお礼を申し上げたい。

 宮本武蔵の『五輪書』の現代語訳は、類書が何冊もあるが、その中で一番正確な解釈をしていると自負しており、すでに読んでくださった方からも、わかりやすい、読みやすいという感想をたくさんいただき、そのことが物書きとしての大きな励みとなっている。
 
 宮本武蔵は、関ケ原の合戦にも参戦した剣豪だが、豊臣方だったことで徳川の天下では仕官するのもままならず、真剣勝負をして名を挙げるという生き方をするしかなかった。
 そのため、腕を磨くのだ、腕を磨く修行を重ねる中で武蔵は、敵に勝つには、まず自分に克(か)たねばならぬことを知り、それには技だけでなく、心も磨かなければならないということに気付き、人としても大きくなっていったのである。


勝つか負けるか! 生きるか死ぬか!

 真剣勝負は生きるか死ぬか、そのどちらかしかない。
 必勝しかないのだ。
 だが、戦う相手は実力拮抗、あるいは自分を上回っている者もいる。
そういう相手に勝つには、どうすればいいのか。
 武蔵が考え出した手は、「心理戦」だった。
 敵の裏をかくことで相手の動揺を誘い、力を十分に発揮させなければいいのだ。
 奇襲攻撃をしかけたり、奇手をつかったりすれば、相手は動揺し、隙が生まれる。
 その一瞬のツキを逃さず攻撃し、勝利を得るのだ。
 ただし、そういう勝ち方ができるには、腕を磨いて力をつけないといけない。
 
 そういったことが『五輪書』には書かれている。
 20代には20代の読み方があり、30代は30代の、40代には40代の、50代には50代の読み方、感じ方、会得のしかたがあるので、奥が深い。
 まだ読んでいない人には、ぜひお勧めの一冊である。

 情けなくも昨日は昼過ぎから熱が出て、夕刻には床につき、気がつくと朝になっていた。
 だが、わが命が続く限り、少しは人様のためになる本を1冊でも多く残していきたい。
 そう思って老骨にムチ打つ昨今であります。

(城島明彦)

2017/02/04

親子で楽しむ「節分・豆まき・恵方巻クイズ」――どれがホントで、どれがウソ? 


「節分は2月4日」という感覚の私!
 

 江角マキコで~す、じゃなかった、恵方(えほう)マキで~す。
 今年もまた、

  ♪ 恵方 巻き巻き 恵方 巻き巻き 巻いて巻いてトントントン

 の節分の季節になりましたな。

 今年の恵方(運のよい方角)は北北西ということですな。
 ほくほくせい。北斗七星と語呂が似ておりますな。
 北北西に進路を取れビアン!  
 そうすれば、きっといいことがあり、ふところもあたたかくなるから、そのときは、
 「ほくほくせいよ」
 と神様がいっているのですございます。


 世間じゃ節分が2月3日などといっておりますが、2月4日だった時代もありましてな、私など、いまだに「節分は2月4日」と思い込んでいる始末でございます。始末におえませんな。

 というわけで、本日は体調の悪いのをおして、「節分」に関するどうでもよいお話をクイズ仕立てにしたのでございます。
 では、始めますかな。次の文章は、正しいか間違っているか、さあ、どっちでしょう。

 ①節分は、昔は「せちぶん」「せちぶ」と読んでもよかったんだよ。
 ⇒これ、ホント。

 ②節分の「節」は「季節」の節、「分」「区分」の分で、季節の変わり目を意味するので、昔は立春・立夏・立秋・立冬の4つを「節分」といっていたが、今は「立春」の前夜だけを「節分」というようになったんだよ。
 ⇒これ、ホント。

 ③昔は、「福は内、鬼は外」ではなく、「えいほっ、えいほっ」という掛け声をかけて豆をまいた。それが「恵方撒(ま)き」の起源だよ。
 ⇒そんな話、聞いたことがありませんな。
 
 ④節分の日に「豆まきをする」のを最初に始めた人の名前が恵方真紀(えかたまき)。それを誰かが名字を読み違え、それが広まって「えほうマキ」となり、「恵方巻」になった。
 ⇒そんな話、聞いたことがありませんな。

 ⑤キャバレーが全盛だった頃、節分の日のイベントとして「接吻の日」というサービスを実施した店があったんだよ。
 ⇒これ、ホント。ホステスにとっちゃあ、えらい迷惑な話です。

 ⑥豆まきが始まったのは、奈良時代。疫病が流行したので、僧行基の提案で、文武天皇が慶雲3(706)年に宮中で行った「追儺」(ついな)の儀式が起源だよ。
 ⇒これ、ほんと。勉強になりますぞ。
 
 ⑦小学唱歌「夏は来ぬ」(♪卯の花の におう垣根に……)の4番の歌詞にも歌われているよ。
   ♪五月闇(さつきやみ) 蛍飛び交い
     ついな鳴き 卯の花咲きて
    早苗(さなえ)植え渡す 夏は来ぬ
 ⇒「ついな」ではなく、「くいな」(水鶏)だろ。「腹減ったろう、さあ、食いな」。追儺(ついな)に起こる病気を「ついな間板ヘルニア」というわけないか。

 ⑧鬼は、もともとは先祖の霊を意味する神様として「鬼神」(きしん)と呼ばれる偉い存在だったのだが、いつしか角を生やした「悪魔」にされて、「鬼遣(おにやらい)」という儀式で悪魔祓いされるようになってしまったんだ。
 ⇒これ、ホントだよ。

 ⑨どうして鬼に豆をぶつけるのかというと、「魔を滅ぼす」→「摩滅」→「まめ」→「豆」となったんだ。豆→マメ(健康・元気)の意味もかけているんだ。魔を滅ぼして、健康になるということだね。
 ⇒一見、ダジャレっぽいが、これ正解だよ。

 ⑩昔は、門とか玄関の外に鬼の嫌いなヒイラギの葉や魚の頭を飾った時代もあった。ドラキュラ除(よ)けに、ニンニクをぶら下げるのと同じ感覚だね。
 ⇒これ、ホント。

 ⑪昔は、一家の主であるお父さんが炒(い)った豆を家の中でまいて、家族がそれぞれ年の数だけ拾って食べた。しかし、高齢化が進んだため、80個も90個も食べなければならない人が大勢増え、豆を喉に詰まらせて窒息死する可能性もあるから、そういう習慣はなくなったんだ。
 ⇒年の数だけ豆を食べる習慣があったのはホント。消化の悪い炒り豆をそんなに食べたら病気になるし、それ以前に床にまいたものを食べるというのも不潔だよね。

(城島明彦)

« 2017年1月 | トップページ | 2017年3月 »