「体操ニッポン、男子団体金メダル」が教えてくれた極意「軌道修正力を磨け!」
「軌道修正力」は、努力、努力、また努力して磨かれる
日本チームの予選は、エースの内村航平が鉄棒から落下、床では天才白井健三がマット外に足を踏み出すなど、ガタガタ。
だが、決戦では、ミスした点を軌道修正して見事に団体金メダル。
スポーツに限らず、試験でも人生でも、「軌道修正ができるかできないか」が成功・不成功の鍵を握っている、と体操ジャパンの勇姿を見ながら思ったのだった。
「軌道修正力が花開き、実を結ぶには、経験がものをいい、自分を信じ、さらに飛躍しようとする志とそれを実践する努力があってこそだ」
――と、秋に発売される石田梅岩『都鄙(とひ)問答』の現代語訳と連日取り組んできて、今、解説を書きながら思った。
物書きの推敲・校正という仕事は、「軌道修正」そのものであり、体操ジャパンから学ぶところが大きい。
「学びの道に年齢は関係ない」
ということも付け加えておきたい。
(城島明彦)
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