〝いい畑〟か〝いい種〟か――「ウサイン・ボルトの冷凍精子で優秀な混血アスリートづくり」を国策で推進せよ
メダルラッシュと騒いでも、やっとG7先進国の仲間入り
日本勢は、金12個をはじめメダル総数で、米英中露独に次ぐ世界ランキング6位に入ったと、メディアは絶賛しているが、手放しで喜べるわけではない。
日本の後には仏韓伊が続いている。
それらから露と韓を除いた米英独日仏は、Gセブンのメンバーである。
G7には、もう一国、カナダが入っているが、カナダのメダルランキングは20位。同国は、GNPで比較しても劣っているから、他のメンバーとは同一線上では語れない。
リオ五輪で日本はやっと先進国入りしたといえるレベル。そう考えるべきだ。
それに、今回は、ドーピング事件でロシアの有望選手が不参加という特殊事情もある。
東京大会では、ロシアが、今回の国際的な屈辱をバネにして、国家予算を無尽蔵に注入して国威回復をもくろむだろうから、日本は、競技場の費用をケチるといったセコイ考えとは別に、選手育成にはおびただしい国家予算を投入すべきである。
政府はもっと早く「混血政策」を推進すべきだった
ノーベル賞受賞者ではアメリカがダントツのトップだが、これはナチスによるユダヤ人追放の受け皿となったことが大きい。優秀な頭脳がアメリカへ流入したのだ。
リオ五輪を見ていて思ったのは、そういうことや、日本人がどう頑張っても世界の壁に阻まれる種目があるということだった。
何千年も前から酸素の薄い高地で暮らしてきたエチオピアとかケニアの人間は、心肺に機能が強く、マラソンなど屁とも思っていない。
日本人が勝てないのは、「人種の壁」ということではないか。
日本人のマラソン選手を養成するために、エチオピアあたりに政府出資の留学校をつくって、中学生くらいから送り込んではどうか。コーチは日本人だ。金もかかるが、将来を見据えた国策としてやるべきだ。
混血の身体能力が凄いということは昔からわかっていた。
ヨーロッパ諸国は、戦争を繰り返しながら混血を重ねてきたから、ものすごい選手が次々と出てくる。
史上最強のアメリカは、イギリス、アイルランドをはじめとするヨーロッパ各国の移民で成り立っている国だ。そこへ、アフリカの血が奴隷として流れ込み、さらにメキシコ、中南米などの民族も流入して、恐るべき混血大国となった。
日本人の力と技が通じるのは床の上だけ
日本人は「力」と「技」が決め手の柔道、レスリングが強いが、寝技が使える床の上で戦う種目に限られている。
だが、同じように「力」と「技」を駆使するやり投げとか砲丸投げでは勝てない。
円盤投げでは、すでに引退している室伏広治が金メダリストだったが、彼はハーフだ。
室伏の父も円盤投げの日本代表で、母親はやり投げでオリンピックに出場したルーマニア人。
父親が混血のアスリートの誕生を望んで一種の政略結婚をしたという噂もあり、男の子と女の子が生まれた後、離婚している。こちらは、〝畑〟が外国人アスリートである。
柔道で金メダルを取ったベイカー茉秋は、父親がアメリカ人のハーフ。
陸上のリレーで銀メダルを取ったケンブリッジ飛鳥は、父親がジャマイカ人のハーフ。
こちらは〝種〟に金を取れる遺伝子があったのだ。
〝保証書付きの金メダリストの種〟を売買する〝種馬商法〟も
「どうやっても勝てない、しかし勝ちたい」
というなら、勝てるようにするしかない。
今から種付けしても東京五輪には間に合わないが、やはり国策として一種の奨励金的な支援をしないと、日本が不得意とする国際的なアスリートは生まれない。
〝人種血液改造計画〟だ。下手をすると、ナチスの二の舞いだと批判されかねないから、そういう批判が起きないようなうまい方法を考えないといけない。
ウサイン・ボルトの冷凍精子、フェルプスの冷凍精子を億単位の金で入手し、日本人女性に種付けすりという商売も成立する。ただし、本人の署名入りの鑑定書付きに限る。
大手総合商社のどこかで、やってみないか?
(城島明彦)
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