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2016/06/16

今年下半期のキーワード、「くわばら、くわばら」で、どう?


一寸先は闇の時代でございます

 昔の人は、いいことをいいましたな。
 あっしの大好きな言葉に「一寸先は闇」というのがございます。
 「急転直下」という熟語もありますけれども、「一寸先は闇」にはかないません。
 舛添要一先生など、まさにこれですな。
 山にしろ、階段にしろ、電車にしろ、「上り」があるものは、「下り」もあるということでございます。
 電車や階段なら終着点はわかりますけれど、山の場合、道に迷うと、知っているつもりの頂上の位置がわからなくなってしまいますな。

 はじめのうちは、
 ♪ オー! ブレネリ、おうちはどこ?
 などと、のんきに歌っておりますが、勢いにまかせて、まっすぐな道を外れてしまいますてぇと、もういけません。
 どこが谷やら獣道(けものみち)やら、わけがわからなくなってまいります。

 気づいたときには、足ふみはずして、体が宙を飛んで谷底めがけてまっしぐら! ってえありさまで。
 飛ぶ鳥落とす勢い、転じて、羽をもがれた鳥となっておりますから、落ちる落ちる、落合恵子というわけで、地獄の底へとまっしぐらってぇわけですな。

 おお、くわばら、くわばら!

  く……くさいものにフタ
  わ……割れ鍋に閉じぶた
  ば……バカな子ほどかわいい
  ら……来年のことをいうと、鬼がわらう
 
 あとは、地獄で仏に会えるかどうかだけでしょうな。

 ファーストクラスだの、スィートルームなどと威張る人間より、メザシを食べ質素な暮らしをしていた土光敏夫の方を、人は尊敬するものでございます。

 驕る平家は久しからず。
 一寸先は闇。
 人間、有頂天になるな、増長するな、という戒めの言葉でございます。

 (城島明彦)

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