ワン太郎とニャン次郎の肉球対談「第8回AKB選抜総選挙速報」
〝お人形さん系誰が見ても美女〟渡辺麻友VS〝一見ブス系存在感抜群才女〟指原莉乃
ワン太郎「始まりましたね」
ニャン次郎「嫌だね、梅雨(つゆ)の季節は。うっとうしくて」
ワン太郎「何いってんだ、AKB48の選抜総選挙の話だよ。1日に今年の投票速報が発表されたんだ」
ニャン次郎「つゆしらず」
ワン太郎「ダジャレか? のっけからボケかますんじゃないよ!」
ニャン次郎「なるほど、参院選挙の前にAKB総選挙で一波乱ということか」
ワン太郎「そういうこと」
ニャン次郎「去年はサッシー(指原莉乃)がトップ当選だったね」
ワン太郎「ということは、今年の第8回速報順位も、まだ知らないようだな」
ニャン次郎「そうなんだ。トップはサッシーかい?」
ワン太郎「違う。サッシーは2位で、まゆゆ(渡辺麻友)がトップだ! まゆゆは美形№1.妥当な線じゃないのか」
ニャン次郎「顔に騙されちゃいけないよ。去年の総選挙速報で1位だったゆきりん(柏木由紀)を見なよ」
ワン太郎「最終投票でサッシーに大逆転されて2位になったな。しかし、その直後に遊び人のジャニーズ手越とお泊り写真が写真誌に出て、がっかりだ。清純派と思って投票したファンを完全に裏切ったよね」
ニャン次郎「そうだった、そうだった。」
ワン太郎「そのスキャンダル後遺症で、ゆきりんは今回は暫定6位だ。AKBは、恋愛禁止をうたっているのだから、当然の下落だ。このポジションによくとどまっているという感じだな」
ニャン次郎「ゆきりんは24歳で、トウがたっているし、ピークは過ぎた感じだね」
ワン太郎「その点、まゆゆは花も恥じらう22歳。なんてったって若さがある、美貌がある」
ニャン次郎「しかし、サッシーは強いぞ。テレビの露出度で彼女の右に出るAKBはいない」
ワン太郎「えらく肩をもつじゃないか」
ニャン次郎「サッシーは、存在感では断トツだ。頭の回転が速く、司会も上手にこなす。それに、『男とのスキャンダル』や『ブス』という自虐ネタで笑いもとっている。余裕しゃくしゃくというわけだ」
ワン太郎「確かに。まゆゆと比べるとブスで、亀っぽい顔をしているけど、それほどブスではないよ。テレビカメラの映す角度によっては、美人に見えることもある」
ニャン次郎「彼女に弱点があるとすれば、『見慣れすぎた』『飽きられた』ということかな。新鮮味に欠けるということはある」
ワン次郎「古手がいつまでもトップに立っていると、次世代が台頭できないしね。今年は、まゆゆが選ばれた方が、中だるみ状態にあるAKB全体には活性剤となって、プラスかもしれないね」
ニャン次郎「もし仮にサッシーが2位になったとしても、バラエティなどに出ている今の仕事が減るわけじゃないしね。サッシーは、知名度、存在感、闊達(かったつ)さ、好感度といった点でダントツで、全体を仕切れる力量があり、安定感・安心感がある。まゆゆとは実力が違う」
ワン太郎「えらくサッシーに肩入れしたもんだ。〝隠れサッシーファン〟だったのか」
ニャン次郎「そういうわけでもないが、まだまだ投票数が少ない速報値だからね。最終的には、今年もAKBの女王はサッシーで決まりじゃないの」
ワン太郎「はたして、そうなるかな」
ニャン次郎「サッシーには、演技の勉強をして女優を目指してもらいたい」
ワン太郎「女優ねえ? 顔で勝負しない役者なら可能性がないわけじゃない。泉ピン子とか、樹木希林とか、市原悦子みたいに、演技で勝負する女優を目指すということだな。バラエティより、そちらの方が長持ちしていいんじゃないのか」
ニャン太郎「彼女は、泉ピン子や樹木希林や市原悦子ほどブスじゃないよ」
ワン太郎「中途半端が一番いかんのだ! 彼女のどことなくコミカルな雰囲気は、妙にシリアスな役柄よりちょっととぼけた刑事ドラマの主人公に最適だ。あれっ、気がついたら、いつの間にか、俺もサッシーにエールを贈っているじゃないか」
ニャン次郎「それでいいのだ! かくいうオイラも、去年は、サッシーのことを〝場末のバーのチーママ〟なんていってしまったが、彼女はもっと器が大きい」
ワン太郎「べたほめじゃないか。ほめ殺しにならないように気をつけるんだな」
ニャン次郎「余計なお世話だ。ところで、暫定投票数はどれくらいだったの?」
ワン太郎「一位のまゆゆが42,034票、2位のサッシーは41,127票、3位のじゅりな(松井珠理奈)が35,469票」
ニャン次郎「なんだ僅差(きんさ)じゃないか。サッシー、がんばれ!」
(城島明彦)
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