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2016/05/21

稀勢の里、土壇場で〝ノミの心臓〟が復活!?


〝笑っている顔〟を無理にでもつくれ!

 13日目の白鵬との取り組みは、内容的には大相撲だったが、仕切っているときの表情が、以前の稀勢の里に戻っていた。

 12日目までの相撲では、NHKのアナウンサーが「笑っているような」とうまい表現をしたが、そういわれてみると、そう見えた。
 心の余裕が、表情に出ていたのだ。

 しかし、白鵬戦ではそれが消え、今日の14日目の鶴竜戦でも同様で、前日の敗戦で白鵬に自力優勝を絶たれて気落ちしたのか、〝昔の顔〟に戻っていた。
 案の定、過去の対戦成績で圧倒している鶴竜に外掛けされ、簡単に土俵を割った。
 以前の〝ノミの心臓〟が復活だ。

 もっと余裕をもって、相撲を取らない限り、横綱にはなれない。
 明日の千秋楽では、意識して、無理にでも〝笑っている顔〟をつくって、日馬富士を圧倒する相撲を取れ!

(城島明彦)

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