〝極めつけの懲りないワル〟白鵬、またまたまた、懸賞金でガッツポーズ!
ガッツポーズは神聖な土俵を汚す下品で見苦しい行為
勝負がついた後、対戦した両者が、何のために、静かに向き合ってお辞儀するのか。
白鵬は、わかっていないのではないではないか。
わかっていたら、なぜ「やった!」とばかりに、懸賞金を鷲づかんだ右手を大きく振り動かす馬鹿なことはしないはずだ。
勝った力士も、土俵上では喜びの感情を押し殺して粛々と勝ち名乗りを受け、賞金がかかっていたときには,手刀を切って、それをいただく。
それが大相撲の伝統的な儀式(流儀)である。
同じ格闘技でも、そこが、ボクシングやプロレスなどと違うのだ。
懸賞金の束でガッツポーズ以外にも、土俵上で仕切るときに大声を発したり、勝って笑顔を見せたり……妙な力士が続出している。
伝統ある国技を何と心得ているのか。
脳震とう狙いの〝確信犯〟白鵬
白鵬は、12日目の取組で、同じ1敗の大関豪栄道と対戦したが、この日も、右手で頭部のあたりに張り手を繰り出した。
連日のように、相手の顔を張らないと勝てないようでは、横綱の品格が泣く。
それも、脳震とうを起こすように意図して張って出ているところが、〝極めつけのワル〟だ。
再生ビデオをよく見るとわかるが、その次の瞬間、豪栄道は、ふわっとしたようになって、そのまま一気に押されて、あっというまに土俵を割った。
豪栄道は、少しの意識が薄れたのではなかったのか。
豪栄道もバカだ。前日も前々日も、ものすごい張り手をかまして勝っている。
それなのに、この日は、逆に張り飛ばされて、くらっとして負けたのだ。
相手が横綱ということで、遠慮したのか。
逆に白鵬は、豪栄道のそういう心理を読んで、逆に張り手をかまし、1敗を守った。
〝張り癖横綱〟白鵬を、相撲協会は見て見ぬふり。だから、ますます増長する。
(城島明彦)