日本語狂室、お題は「ショーンK」でございます
ホラ吹いて大騒動! これがホントのホラーだよ
春や春、全国でアニメ映画「ひつじのショーン」が公開中ですな。
いやいや、ショーンといえば――
まず頭に浮かぶのが、ショーンC。
映画「007」シリーズの初代俳優ショーン・コネリー、1930年生まれでしょうな。
007の主演当初から〝カツラ疑惑〟が取りざたされ、
「役柄がジェームズ・ボンドだけに、接着剤のボンドで頭に毛をくっつけた?」
「ショーン・コネリーは、ハーゲンダッツが大好物?」
などといわれ放題。
その後、地毛の薄毛頭のままスクリーンに登場し、1987年にはアカデミー助演男優賞を受賞するのですから、さぞや演技の勉強にハゲんだのでしょうな。
ショーンといえば、もう一人、はずせないのが、ショーンP。マドンナの元夫ショーン・ペンでございます。
まあ! どんな?
こちらのショーンは1960年生まれ。アカデミー賞受賞俳優で映画監督もやっておりますぞ。
初めてこの男の名を聞いて、「ペン」を「ベン」と勘違いした日本人は多かったようですな。
ショーン・ベン。PとBとじゃ大違い。
その話を伝え聞いたショーンがいったそうな。
「かんベンして」
さて、経歴詐称がバレた日本のショーンKは、テレ朝のコメンテーターなどを辞退しましたな。
それを聞いた「報道ステーション」のニュースキャスター古舘伊知郎が、思わず大声で叫んだそうな。
「ショ~ン、カムバック!」
その呼び声は、遥かなる山の彼方に空しくこだまするだけでありましたとさ。
(城島明彦)
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