2016年は〝大異変の年〞だ! 突発事件・事故が多発する!
新年早々、「寝耳に水」の出来事多発が暗示するもの
①1月4日の「大発会」から日経平均株価が5日連続下落、戦後最長下落記録更新!
中国のバブル崩壊を反映した上海市場の大暴落に足を引っぱられる形だが、21年前の連続下落記録を更新、その後も乱高下を繰り返している。
②1月7日 この日発売の「週刊文春」が、ベッキーの不倫を暴露!
「清潔で明るい元気印の優等生」という表のイメージとは180度異なる「したたかな悪女」という裏の顔が報道され、バッシング。「ゲスの極み乙女」の川谷絵音との不倫はゲスの勘ぐりなんかじゃなかった。
③1月13日 国民的人気グループ「SMAP」の解散報道!
元のサヤに戻り、大山鳴動して鼠一匹(女性マネージャーの退社でケリ)。
メンバー5人が謝罪したのは、凋落著しいフジテレビの生番組「SMAP×SMAP」というオチも異変。
④1月13日 CoCo壱番屋が、廃棄したはずのカツが大量に流通していたと発表!
みそ、チーズ、ヨーグルトなど108品目の廃棄用食品が、激安ショップだけで売られていた。
⑤1月19日 ありえない「観光バス横転事故」で、大学生ら多数死亡!
事故を起こしたのは、岸和田観光バス。岸和田といえば、よく人身事故が起きる「だんじり祭り」と元プロ野球選手の清原和博(岸和田市の出身)が有名。
⑥1月24日 大関琴奨菊、大相撲初場所で日本人力士として十年ぶりの優勝!
琴奨菊の優勝は誰も予想しておらず、奇跡に近い出来事だった。
⑦1月27日 「STAP細胞事件」の小保方晴子嬢、唐突に逆襲本『あの日』発売!
誰もが「事件は終った」「小保方さんは過去の人」と思っていたら、いきなりの弁明で驚かせたが、共感性は乏しい。SMAPとSTAP。一字違いというのも、何かを暗示か。
⑧1月28日 甘利大臣(経済再生担当相)、突然の〝浪花節辞任〞!
甘利明大臣は「慎重なハード・ネゴシエイター」としてTPPをまとめ上げた功労者で、安倍内閣の顔の一人。
それが、出来が悪すぎる秘書のせいで「金銭授受疑惑」とは、気の毒というべきか、情けないというべきか。
甘利氏は私と同じソニー出身(もっとも在籍期間は超短期)。
⑨1月29日 日銀の黒田総裁、日本初の「マイナス金利」の導入を発表
円安誘導などが狙いだが、「マイナス金利」導入には異論も多く、白黒つけた結果、賛成した審議委員は9人中5人。総裁の名前が黒田だけに、危険な賭けだ?
⑩2月2日 元プロ野球の清原和博、覚醒剤で逮捕!
噂は前からあったが、警察が2年も捜査を続け、満を持して逮捕。
――これだけ、人々を驚かせる事件が短期間にたて続けに起こると、「2016年は〝意外性の時代〞の序章か」と思うしかない。
◆おまけ
1月1日以来の久しぶりのブログ更新なので、著書のPRも!
①『「世界の大富豪」成功の法則』〔プレジデント社)は、雑誌「フォーブス」が毎年発表している「ビリオネアランキング」(世界長者番付)のデータを駆使したもので、単行本としては日本初。
②『養生訓』(致知出版社)は、江戸時代に貝原益軒が書いた名著の現代語訳。1970年代に出版された講談社学術文庫および松田道雄の現代語訳(今は、中公文庫『養生訓』になっている)が、ひどすぎるのに腹が立ったのが、執筆のきっかけ。わかりやすく、読みやすくしたので、団塊世代をはじめ、高齢者の方の必読書。
③『吉田松陰「留魂録」』(致知出版社)は、高杉晋作ら幕末の志士を鼓舞した松陰の遺書の現代語訳と、遺書をめぐる謎、諸運の人となりなどについて記した本。
※蛇足 長い間、ブログを更新しなかったのは、〝休眠状態〞(何となく書く気がしない状態)のせい。
(城島明彦)