« 〝人格者〞敏三郎(松陰の弟)の死に泣かされた――死の場面の演出が巧みな「花燃ゆ」  | トップページ | 松陰の遺書の扱いが、ご都合主義すぎる「花燃ゆ」(第44回「運命の糸つなげて」) »

2015/10/22

体力が落ちた実感――単行本の校正刷り(ゲラ)と格闘中


ゲランは香水、ゲラは校正刷り、クマゲラは木つつき

 11月発売の貝原益軒『養生訓』(現代語訳)のゲラを校正中。
 ページ数が360ページを超えていて、えらくしんどい。
 
 原文は改行などなく、ズラズラと文字が並んでいるが、現代語訳もそのようにすると、読者が圧迫感を受けるし、見た目もきれいではないから、6行か7行で改行している。

 年はとりたくない。以前と比べて、長時間の作業がきつくなってきた。
 そこで、狂歌の強化合宿でござる。

   ゲラゲラと 笑う余裕も ない日々と
       愚痴ってみても ゲラは答えず

 (おまけ)
 ダジャレおじさん、登場!

 ああ、しんど。
 シンドバッドにアルシンド、これがほんとの〝しんどシンドローム〞ってか?

(城島明彦)

« 〝人格者〞敏三郎(松陰の弟)の死に泣かされた――死の場面の演出が巧みな「花燃ゆ」  | トップページ | 松陰の遺書の扱いが、ご都合主義すぎる「花燃ゆ」(第44回「運命の糸つなげて」) »