一億総活躍担当相? オー、ノー! 〝一億総括約筋〞を鍛える時代だよ!
一億総活躍? なんのこっちゃ?
犬も歩けば棒に当たるは、昔の話。
今の時代は、犬も歩けばジジババに当たる。
渡る世間は鬼婆・鬼爺ばかり。
捨てる紙あれば、拾う紙あり、疲労こんぱい林家こん平のコンペイ糖コンペ大会。
白地に赤い〝高齢者大国ニッポン、茶茶茶〞としては、
〝一億総括約筋担当相〞の方がしっくりくるのではないじゃろか。
ジジババになれば、「括約筋」が弱ってまいります。
これを鍛えれば、勇気凛々、二時の色。賛辞のあなた。四時とは「四季」のことでございます。
なんのこっちゃ。紅茶きのこ。
紅茶きのこも、ジジババしかピンとこない時代になってしまいましたな。
敬老の日? なんのこっちゃ
「毛色の変った屁」なら出るが、敬老なんて、クソ食らえ!
昔から、成功の秘訣は「運鈍根」と申します。おっと、ウン違いだった。
ニッポン、茶茶茶!
ウン故知新
「温故知新」を「おんこちしん」と読んでいませんかな。
温州みかんの「温州」は「うんしゅう」と読みますな。
てぇと、「温故知新」も「うんこちしん」と読むのが正しいかもしれませんな。
いずれにせよ、「温故知新」は、ジジババに関係が深いですぞ。
古木を訪ねて幾千里。
いやいや、いまじゃ古木どころか枯木でございます。
枯木がなんだ、枯木灘?
木は気じゃよ。
♪ この気 なんの気 気になる気
若かりし頃は、
♪金色 銀色 桃色吐息
それが今じゃ、
♪黄色 銀杏(ぎんなん) クソ色吐息
♪ この黄 なんの黄 気になる黄
年はとりたくありませんなぁ、ご同輩!
「ジジババの日」で十分
よせやい、「敬老」なんてよしとくれ。
「こどもの日」があるのだから、「ジジババの日」で十分じゃござんせんか。
なぬっ? 「ジジババ」じゃストレートすぎるってか?
年を取ると、顔がだんだん猿に似てまいりますな。
これを「過ぎたるは及ば猿(ざる)が如し」といいますな、グラッチェ。
及ば猿ってどんな猿? さるお方とは、去るお方? それとも顔が猿っぽいお方?
「敬老の日」改め「一億総括約筋の日」にせよ
初老の頃は「俳諧老人」、それが今じゃ「徘徊老人」じゃありませんか。
ありまっ! 有馬御殿の化け猫騒動。
夜の巷を白い浴衣でさまよいつつ、「ハイサイおじさん」の旋律で、
♪はいかいおじさん、はいかいおじさん
そこへ、たまたま知り合いの泥酔親父が通りかかり、声かけたからウンがよかった。
「早くおうちへ帰(けえ)ろ。カラスが鳴くから、ケーロネア」
ケーロネアの戦いは、「さんざや(338年)られて負けドネア」でございます。
な、なんと、紀元前338年、古代ギリシャのアテネ・テーベ連合軍は、マケドネアに負けたのでありました。
なんのこっちゃで、コチャバンバ。
バンバといえば、ババアのことじゃござんせん、「番場(ばんば)の忠太郎(ちゅうたろう)」でござんす。
子(ね)の年の子の刻生まれで、しかも、産声が「オギャア」ではなく、「チュー」だったからと、おっかさんが「忠太郎」と名づけたと聞いておりやす。
ほんまでっか!?
(城島明彦)
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