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2015/10/12

一億総活躍担当相? オー、ノー! 〝一億総括約筋〞を鍛える時代だよ!


一億総活躍? なんのこっちゃ?

 犬も歩けば棒に当たるは、昔の話。
 今の時代は、犬も歩けばジジババに当たる。
 渡る世間は鬼婆・鬼爺ばかり。
 捨てる紙あれば、拾う紙あり、疲労こんぱい林家こん平のコンペイ糖コンペ大会。

 白地に赤い〝高齢者大国ニッポン、茶茶茶〞としては、
 〝一億総括約筋担当相〞の方がしっくりくるのではないじゃろか。

 ジジババになれば、「括約筋」が弱ってまいります。
 これを鍛えれば、勇気凛々、二時の色。賛辞のあなた。四時とは「四季」のことでございます。
 なんのこっちゃ。紅茶きのこ。
 紅茶きのこも、ジジババしかピンとこない時代になってしまいましたな。


敬老の日? なんのこっちゃ

 「毛色の変った屁」なら出るが、敬老なんて、クソ食らえ!
 昔から、成功の秘訣は「運鈍根」と申します。おっと、ウン違いだった。
 ニッポン、茶茶茶! 


ウン故知新

 「温故知新」を「おんこちしん」と読んでいませんかな。
 温州みかんの「温州」は「うんしゅう」と読みますな。
 てぇと、「温故知新」も「うんこちしん」と読むのが正しいかもしれませんな。

 いずれにせよ、「温故知新」は、ジジババに関係が深いですぞ。
 古木を訪ねて幾千里。
 いやいや、いまじゃ古木どころか枯木でございます。

 枯木がなんだ、枯木灘?
 木は気じゃよ。

 ♪ この気 なんの気 気になる気

 若かりし頃は、
 ♪金色 銀色 桃色吐息

 それが今じゃ、 
 ♪黄色 銀杏(ぎんなん) クソ色吐息
 ♪ この黄 なんの黄 気になる黄
 年はとりたくありませんなぁ、ご同輩!


「ジジババの日」で十分

 よせやい、「敬老」なんてよしとくれ。
 「こどもの日」があるのだから、「ジジババの日」で十分じゃござんせんか。

 なぬっ? 「ジジババ」じゃストレートすぎるってか?

 年を取ると、顔がだんだん猿に似てまいりますな。
 これを「過ぎたるは及ば猿(ざる)が如し」といいますな、グラッチェ。
 及ば猿ってどんな猿? さるお方とは、去るお方? それとも顔が猿っぽいお方?


「敬老の日」改め「一億総括約筋の日」にせよ

 初老の頃は「俳諧老人」、それが今じゃ「徘徊老人」じゃありませんか。
 ありまっ! 有馬御殿の化け猫騒動。
 夜の巷を白い浴衣でさまよいつつ、「ハイサイおじさん」の旋律で、

 ♪はいかいおじさん、はいかいおじさん
 
 そこへ、たまたま知り合いの泥酔親父が通りかかり、声かけたからウンがよかった。
 「早くおうちへ帰(けえ)ろ。カラスが鳴くから、ケーロネア」
 ケーロネアの戦いは、「さんざや(338年)られて負けドネア」でございます。
 な、なんと、紀元前338年、古代ギリシャのアテネ・テーベ連合軍は、マケドネアに負けたのでありました。

 なんのこっちゃで、コチャバンバ。
 バンバといえば、ババアのことじゃござんせん、「番場(ばんば)の忠太郎(ちゅうたろう)」でござんす。
 子(ね)の年の子の刻生まれで、しかも、産声が「オギャア」ではなく、「チュー」だったからと、おっかさんが「忠太郎」と名づけたと聞いておりやす。

 ほんまでっか!?

(城島明彦)

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