「お・も・て・な・し!」=「裏ばかり」だった、詐欺まがいの東京〝誤輪〞
密室で決めた責任のがれの「表なし」パクリンピック
テレビ各局は、午後5時のニュースで、いっせいに東京五輪のエンブレム問題を報じた。
、
五輪のエンブレムの白紙撤回が発表されたからだ。
デザイナーのパクリが次々と表面化していたにもかかわらず、五輪の組織委員会は、独自のものだと見解を発表していた。自己保身が見え見えだった。
そして、その舌の根も乾かぬうちに、パクリエンブレムが白紙に戻る決定がなされた。
それが本日夕刻というのは、遅すぎる。
これまでにかかった費用は、委員会や選考委員らが弁済せよ!
東京での五輪開催は、東京近辺の既存の施設を再利用する「小さなオリンピック」で、「金をかけない」を謳い文句にして選ばれた。
あまりにも裏が多すぎる。
密室でゴチャゴチャやるから、次々と事件が起きる。
もっとガラス張りにしろ。
素人政治の民主政権時代、強権の石原都知事時代、賄賂の猪瀬都知事時代を含め、オリンピック開催に、誰が、どう関わったのか、名前と発言内容・行動内容をわかりやすく簡単に公表し、何にいくら使ったのか、金に関しては、旅費等も含めた明細を公表すべきである。
(城島明彦)