断末魔の「花燃ゆ」、〝Xデー〞近し!? 〝イケメン集団〞のワイガヤに失敗し、〝美女集団〞の大奥イビリへ突入
視聴者の期待を裏切り続けるNHK
イケメン俳優を集めて「幕末男子の育て方」などという「チャラすぎるキャッチフレーズ」を掲げて女性視聴者を取り込もうともくろんだNHKだったが、松下村塾生のワイガヤ(ワイワイ、ガヤガヤ)に〝おにぎり製造・運搬役〞の主人公文がやたら顔を突っ込むという強引な展開は、大河ドラマの常連視聴者の失笑を買い、「レベルの低さ」を疑われて、視聴者ばなれを招いた。
断末魔のNHKは、今度は乃木坂48を奥女中に起用して視聴率アップを図ろうとした。
目先が変わって、視聴者の一部が興味を持ち、
(6/28)9・9%⇒(7/5)10・3%⇒(7/12)12・4%
と、ここ3回だけの視聴率を見ると、上昇に転じた――かのような印象を受けるが、問題は次回(7月19日)以降。
7月19・20日は連休であり、19日はワースト更新の最初の危険日である。
ワースト視聴率更新は、7月か8月か10月か――〝Xデー〞、迫る
「花燃ゆ」は放送開始から4か月目の第15回(4月12日)という早い段階で、
9・8%(東京地区/ビデオリサーチ調べ)
という信じがたい低視聴率を叩き出した。
「あの低視聴率の」という〝枕詞〞がつく「平清盛」でさえ、ヒトケタの視聴率を記録したのは、ドラマ開始から8か月後の第31回(8月5日)だった。
もっとも、そのときの視聴率は、7・8%という異常な低さだったが――。
だが、その数字は、「花燃ゆ」にとって人ごと、別世界の出来事ではない。
その記録を更新し、大河史上空前絶後の最低視聴率となる〝Xデー〞は近い。
早ければ7月中、遅くても8月に来る可能性なきにしもあらずである。
そこを乗り切ったとしても、秋口になってプロ野球やサッカーなどの優勝がかかった試合中継を裏番組で放送すれば、その時点で「アウト!」だ。
(城島明彦)
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