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2015/07/07

大塚まで行ってきたら、疲労こんぱい、おお疲れサマー


年をとると、ろくなことがナイジェリア

 世間じゃ、中国人観光客の〝爆買い〞が話題になっているが、
 こちとらは、執筆のストレスで、大好きな〝スイカの爆食い〞だ。

 直系30センチの巨大スイカを、ご飯変わりに、シャリシャリ、パクパク。
 「余は満足じゃ」
 となるはずが、新陳代謝の衰えはオトロシイ、いや、恐ろしい。
 急に体重が数キロ増えてしまいましたとさ。

 そうしたら、テキメン、膝に来たのでございます。
 「おい! 鬼太郎」(老い、来たろう)

 来たかチョーさん、待ってたホイ!
 ♪春が来た 春が来た どこに来た
  膝に来た 腰に来た 頭に来た!

 ♪目の奥ジンジン、ナポリンリン (エーザイの「ナポリン」は眼精疲労に効くとか)
 「目にも北きつね物語」などと、ノンキに歌っている場合ではございません。

 膝に来た。
 重いスイカを持ったのがまずかったのか、
 「これがホントの、スイカンバンヘルニヤ」
 などと、冗談いっているうちはまだ余裕があった。
 しかし、だんだんヤバクなってきた。

 膝はガクガク、足ヨロヨロ
 視力ガタガタ、腰フラフラ
 股間レロレロ、おつむテンテン
 ラレラレバ~イ

 ♪坂道の下の 小さなクラブ (吉永小百合の「坂道のクラブ」の出だし)
 坂道は登りより、下りの方が膝にきついのであります。
 思い荷物を持って急な坂道を登ると、息がゼイゼイ、心臓バクバク。
 しかし、急な坂道を下るときは、膝に来る来る、腰にも来る。
 来るわ、来るわで、くるくるパーで、クルリンピック。
 昔なら〝廓(くるわ)狂い〞でありますな。

 ♪膝がグリグリ 皿ジンジン
 「ちょちょちょ、あわわ」の心境でございます。
 ♪おつむてんてん かいぐりかいぐり
 不摂生、ここにきわまれりでございますな。

 ♪お~ソレミヨ、恐れて見~よ? アモーレ見よ、尿漏れ見~よ?


大塚娘は〝家具屋姫〞

 行き先は「大塚」。もうすぐ夏だ。
 お~疲れサマー。
 山手線「池袋」の隣でございます。

 大塚といえば、大塚のボンカレー。
 「3分間、じっと待つんだぞ」
 いや、もう一つあった。
 大塚娘といえば、大塚家具の〝かぐや姫〞久美子社長でございます。
 経営権をめぐるオヤジ殿との必殺バトルで、〝家具屋悲鳴〞となりました。
 大疲れさま~。


ねんねんコロリ、ゴキブリころり

 ♪隣のあの子は 大塚娘 
  あいつの彼女も 大塚娘 
  大塚形成美容外科

 懐かしいCMソングを口ずさみながら、
 原稿のゲラを届けに、大塚駅まで行ってまいりましたのさ。
 郵送するより、もって行ったほうが早いのでございます。

 おかげで、膝はガクガク。がく然とする日々でございます。
 ゆっくり寝るには各停(各駅停車)が一番。各停に限ると確定!
 帰りは車中で、〝爆睡〞また〝爆睡〞でありました。
 家に着いても、気力減退。精力はとうに〝爆衰〞。
 膝にシップ薬を張り~ポッター。
 そしてそのまま、ねんねんコロリ、ゴキブリころり。
 そのまま死んだら、ぴんぴんコロリ、寝んコロリ。
 オイラはいつしか、深~い眠りに落ちていたのでございます。

 と、夢かうつつか、リンリン ランラン 電話がリンリン。
 爆睡より目覚めて受話器をとれば、
 「参考文献の原稿、まだですか」
 と編集者からの矢の催促。
 「や~ね」
 思わず出そうになるダジャレのオカマ言葉を押し殺しつつ、時計に目をやれば、
 ギョギョ、ギョエテとは俺のことかとゲーテいい。
 真夜中の1時を回ってオリンパス。

 飛び起きて、パソコンの前へ。
 作成中のワード文書に加筆して、メールで送りましたとさ。
 オイラもすっかり疲れてしまいました。

 ♪お~疲れし わが胸 父母を慕う
〝アメリカ音楽の父〞といわれているフォスターの名曲「故郷の人々」(スワニー河)の一節でございます。


ここからは、少しまじめに――

 フロリダ州の州歌になっているこの曲の原題は「Old Folks at Home」。
 「故郷の人々」は直訳ですな。
 150年以上も昔の1851年につくられた曲なので、ペリーの黒船が来襲する2年前ということになりますな。

 日本語訳の歌詞の出だしは
 ♪遥かなるスワニー川 その下(しも)

 「しも」という言葉は歌詞らしくなく、余りきれいな言葉ではないが、訳詞だから仕方がないというところか。
 原詞はというと、

 ♪Way down upon de Swanee ribber,Far, far away,

 riverではなく、ribberとなっているし、フランス語の「de」(英語のofに該当)が出てくるので戸惑ってしまうが、「スワニー河を、遠く、はるか遠くへ下っていく」といった意味の歌詞になっている。
 で(de)、オイラなら、「遥かなるスワニー河」は生かし、こう訳す。

 ♪遥かなるスワニー河 下(くだ)って


(城島明彦)

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