〝FIFAボーダーレス汚職〞だ! F1、五輪など国際スポーツは銭になる
利益誘導型イベント――スポーツの裏側は「さわやかの反対」
ブラッターという金権まみれの人物が、4期も国際サッカー連盟(FIFA)会長というトップの座に居座り続け、しかも汚職問題が浮上している最中に「5選」されるとは!?
「誤選」か「互選」の誤りではないのか!
汚職が平然と行われた責任が問われず、大差で五選された理由は何か!?
そんなことは考えなくても、わかる。
別の人物が選ばれると「ヤバイ」と思った連中、つまり、自身も何らかの形で関与していた連中が、自己保身も兼ねて「くさいものにフタをしよう」としたからとしか考えられない。
6月1日、ニューヨーク・タイムズ(電子版)が「バルク事務局長(フランス)が2008年のワールドカップ(W杯)招致成功の謝礼」として、ゼップ・ブラッター・FIFA会長の側近がジャック・ワーナー副会長(当時/トリニダード・トバゴ)に賄賂1千万ドル(約12億円)を送ったと報じ、それを別のメディアが報じているが、こんなのは氷山の一角。
大人気の国際的なスポーツイベントは、それだけ賄賂を使っても、取り返せるものがあるという構造になっている。
賄賂が常識! 〝汚職大国〞韓国と共同開催した日本
2002年に〝汚職大国〞韓国と共同開催した日本が、FIFAの幹部を金で抱き込まなかったとは考えられない。
これから腐敗構造が少しずつ明らかになってくるので、びくびくしている日本の関係者もいるはずだ。
日本も、サッカーだけでなく、2020年の五輪誘致では、賄賂を渡しているのではないか。
2002年の日韓共同主催も含めて、メディアは徹底的に洗ったらどうか。
どのチームが勝った負けた、だれそれが海外チームに移籍したといったような記事ばかり書いているサッカー・ジャーナリスたちは、賄賂まみれの業界でメシを食っているのだ。
もっと真剣に追求しないと、同じアナの狢(狢)と見られるぞ。
裏金で「お・も・て・なし!」
表なし。
裏で、こそこそやった、裏金をばら撒いたということではないか。
石原慎太郎同様、ゼニがほしかった猪瀬直樹前都知事は、どんな「表なし=裏」を使ったのか!?
猪瀬直樹は、そのテーマで本を書いた方が「ダイナミック!」でいいのじゃないか。
[6月3日追記]
ブラッターが観念し、辞意を表明したとのこと。司法取引か?
任期は今年いっぱいという。その間に証拠隠滅を図るつもりなのか!?
(城島明彦)
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