NHK大河「花燃ゆ」(第4回「いきてつかあさい」)はよくできていた
初回からこんな感じでやればよかったが、視聴率は下落
吉田松陰が下田沖に停泊している米艦に乗り込んで、アメリカへ密航しようとして失敗し、投獄される話がテーマということもあり、緊迫感があり、よくまとまった内容だった。
松陰の家族の各人の反応も説得力があって、これまでで一番よかった。
初回からこんな風にやっていたら、視聴率はもっと上がっていたのではないか。
人物のテロップも入っており、その分、親切になっていた。
ラストの牢獄で女性の手だけが出てくる思わせぶりな演出は、松陰に詳しくない人には何のことかわからない。 別牢につながれた唯一の女囚(高須久子)女性だが、そんな演出をする必要があるのか疑問に思った。
今回はよくできていたが、視聴率はどうだったのか。
(追記)第4回の視聴率は、14・4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)という厳しい数字が出た。
初回からの推移は、16・7%→13・4%→15・8→14・4%となった。(1月26日12時15分 記)
(城島明彦)
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