錦織圭3-0で大負け――優勝と決めてかかったテレビ各局の〝こりないバカさ加減〞
モーニングショーはバカ丸だし
決勝当日の今日は、試合を中継できない民放各局が朝からワイドショーでバカ騒ぎだ。
全米テニスの決勝戦が開始されてすぐ、相手選手の方が調子がよく、
「準決勝までの錦織と違う」
「危ない」
ということがすぐに見てとれたのに、錦織の出身地の松江市を中継したり、ニューヨーク特派員を呼び出したり、こいつら何を考えているのか。
結果は3-0のストレート負け。
試合らしい試合をさせてもらえなかった。
過去の2人の対戦成績が錦織の5勝2敗で、現在のランキングも相手が格下ということで、どのメディアも、錦織が勝って当然という見方をしてきた。
そういう報道をして錦織にプレッシャーをかけ続け、結果的にはつぶしてしまったのだ。
日本人なら誰でも、錦織に勝ってほしいと思うはず。
しかし、試合には番狂わせが付きものだ。
苦手な相手というのもある。
当日の体調や精神状態も大きく左右する。
ならば、相手選手をもっと追いかけて報道したらどうなのか
相手選手をとことん追いかけて、プレッシャーをかけてやればよかったではないか。
それでこそ、〝日の丸メディア〞だ。
それなのに、相手選手(クロアチアのマリン・チリッチ)のことは、何ひとつ伝えず、ただミーハー的にバカ騒ぎする。
それが公共の電波を使ってやる取材という仕事なのか。
こいつらのやっていることは、「ひいきの引き倒し」だ。
サッカーのW杯で、こりたのではなかったのか。
(城島明彦)