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2014/07/17

白鵬・鶴竜は張り手、大砂嵐はかちあげ――プロレス化した危険技が横行する大相撲に苦言 

鼻血・失神が相次いだ「かちあげ」

 このところ体調が悪いせいで、ブログを更新する気にならならず、閲覧者も一時と比べるとかなり減ってきたが、どういうわけか、昨日、急にアクセスが増えた。

 なんだろうと思ってチェックすると、かなり前に書いた大相撲の「かちあげ」についてのアクセスのようだ。

 ヒジを相手のアゴめがけて叩きつける技を、相撲では
 「かちあげ」
 といっているが、これはプロレス技の「エルボーバット」に相当し、危険な技だ。

 大相撲名古屋場所の昨日(4日目)の取り組みで、千代鳳がエジプト出身の大砂嵐の「かちあげ」で失神して倒れたが、大砂嵐は前日(3日目)の対戦相手だった大関の稀勢の里にも同様の「かちあげ」をかまし、稀勢の里は鼻血を出している。

 その稀勢の里が、千代鳳の失神を見て、
 「力士だからね。なぐるスポーツじゃないからね」
 と話していたと日刊スポーツは報じ、失神した千代鳳当人が、
 「(大砂嵐は)下からのかち上げじゃなく、顔面を思い切り狙うかち上げで来た」
 とコメントしたことも伝えている。

 かちあげは「顎肘(あごひじ)打ち」、張り手は「殴打」と名称を変えたらどうか。
 そして、W杯のような「飛び蹴り」を新技として認めたらどうか。


白鵬もよく張り手を使う

 張り手で耳を狙っても、相手は失神する。
 そういう張り手を白鵬はよく使う。

 取り組み途中でも、白鳳や鶴竜は、よく張り手をする。
 突っ張りではなく、なぜ張り手になるのか。

 横綱が何度も何度もやる手ではない。

 相撲は神事。
 そういう意識が欠けている。

 堂々たる体格で、名横綱といわれ、大鵬の勝ち星を抜いたとしても、とっさに張り手が出てしまうようでは、まだまだ精進が足りない。


白鵬は「懸賞ガッツポーズ」をやめろ!

 白鵬には、懸賞金の受け取り方のマナーも欠けている。
 親方が注意すべきだ。

 薄い束のときは普通に受け取るが、分厚い束のときは、これみよがしに掲げる「ガッツポーズ」を必ずする。

 みっともないから、即やめるべきだ。
 そんなことをした横綱は、朝青龍がそれらしいことをやったことはあるが、それ以外には過去に誰もいない。

(城島明彦)

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