テレビ各局は大震災から3年といって特集を組んでいるが、被災した人たちはそれを歓迎しているのか?
生々しすぎる映像を流しまくるのが報道の務めなのか?
ここ数日、大震災から三年というので、当時の映像を流しているが、気持ちが沈んで見る気になれない。
自分は震災の被害者ではないが、当時、テレビに映し出された現地の様子がいまでも鮮烈に脳裏に焼きついており、それをまた映像として見るのは忍びないから、震災特集はいっさい見ない。
大震災の最初の揺れが襲ったとき、私は横浜のマンションの自室で電話中だった。
相手は東京の飯田橋のビルにいた。
「あっ、大きな地震だ」
と相手が叫ぶようにいって、少し時間差があってこちらも大きく揺れたが、電話を切るほどではなかった。
その後、とんでもないことが起こっていたことをテレビで知った。
被災地の人たちは、あのときの悪夢のような映像を、これでもか、これでもかと、改めて流す越されても平気なのか。
メディアのなかでも、テレビは映像も音も伴っているから、よけい生々しい。
被災者の気持ちも少しは考えないといけないのではないか。
(城島明彦)
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