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2013/10/12

偽装米をめぐる「週刊文春」とイオンのバトル勃発

イオン発祥の地「四日市」で起こった大事件

 雑誌「広報会議」に連載している「広報の危機管理」の原稿を書き終え、昨日、編集者に送った。

 今回のテーマは、9月末から10月はじめにかけて騒ぎがあった「三瀧(みたき)商事による過去最大の米の偽装問題」。

 その原稿執筆中に、「週刊文春」が10月17日号で、
 《「毒中国産猛毒米」偽装 イオンの大罪を暴く》
 という特集記事を組んだ。

 イオンは「事実無根」と激怒し、全国のイオンの店頭から週刊文春を撤去する報復策に出て、騒ぎが蒸し返された。

 この問題の張本人である三瀧商事は、私の出身地の三重県四日市市に本社がある会社だ。
 その米でつくられたおにぎりなどを売ったイオンの旧社名はジャスコ。ジャスコの前身は四日市の「岡田屋」である。

 民主党の岡田克也は、その岡田屋の御曹司だ。克也は次男で、長男はイオンのCEOの克也。
 すぐれた兄弟である。

 〝四日市という地縁〟でイオンとつながった三瀧商事は、中国米を混入した米を国産米と偽装して売り、フジパンはその米を使って、おにぎりなどをつくってイオンに納めていたことから、週刊文春は〝イオン叩き〟を行ったのである。

 だが、農水省が三瀧商事に立ち入り検査を実施しており、
 「安全性に問題がある米穀が食用に流用されたという事実は確認されていない」
 と10月4日に記者発表しているから、週刊文春は国にも喧嘩を売ったことになる。


隣接する町――広永町と山村町

 三瀧商事は、「朝明川」(あさけがわ)という川に近い「広永町」というところにあるのに、もっと遠くを流れる「三瀧川」(三滝川)にちなんだ名をつけている。

 同社は明治10年からある老舗で、発祥の地が三瀧川に近かったからだろうか。

 私は小学3年から5年まで、その三瀧川から100メートルほどの町に住んでいた。

 「朝明」という地名は、今夏、全国津々浦々に知られることになった。
 8月25日夜11時頃、花火大会を見にいった帰り道の暗がりで、朝明中学3年の女の子が何者かに殺されるという事件が発生したからだ。犯人はいまだに検挙されていない。

 事件現場は朝明町で、彼女の家は「山村町」というところにある。
 山村町と広永町は隣り合わせなのである。
 
 人口30万人を超える広い四日市において、隣接する町で大事件が相次いだことは過去に例がない。
 
(城島明彦)

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